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アンケート調査

【親が元気なうちに話しておきたいことランキング】30〜60代300人アンケート。1位は「介護が必要になったときの希望」

親と「もしもの備え」をしっかり話し合っている人は7.7%。一方で、30代の44.0%は「話したいが切り出せない」

【親が元気なうちに話しておきたいことランキング】30〜60代300人アンケート。1位は「介護が必要になったときの希望」(調査結果の要約図)

株式会社AZWAY(本社:東京都新宿区、代表取締役:井口 梓美)は、30〜60代の男女300人を対象に、「親が元気なうちに話しておきたいこと」に関するアンケート調査を実施しました。

調査の結果、親が元気なうちに話しておきたいこととして最も多かったのは「介護が必要になったときの希望」で67.7%でした。次いで「財産・貯蓄の状況」が51.7%、「お墓・葬儀の希望」が51.0%と続いています。

一方で、親と「もしものときの備え」についてしっかり話し合っている人は7.7%にとどまりました。今回の調査からは、介護や相続に関する話し合いの必要性を感じながらも、実際には十分に話し合えていない家庭が多い実態が明らかになりました。

調査概要

調査概要
親の将来に関するアンケート
調査対象
30〜60代の男女
調査期間
2026年6月8日
調査方法
インターネット調査
回答者数
300人

複数回答の設問は、合計が100%になりません。

今回の回答者300人の年代は、以下の通りです

回答者属性:今回の回答者300人の年代は、以下の通りです(n=300
区分人数割合
30代150
40代90
50代49
60代11

本調査はこの記事のために実施した単独の調査です。サイト全体で公表している運営規模の集計とは別の母集団で、合算して読むことはできません。

調査結果サマリー

  • 67.7

    親が元気なうちに話しておきたいこと1位は「介護が必要になったときの希望」で67.7%

  • 51.7

    2位は「財産・貯蓄の状況」51.7%、3位は「お墓・葬儀の希望」51.0%

  • 7.7

    親と「もしもの備え」をしっかり話し合っている人は7.7%にとどまる

  • 44.0

    30代の44.0%が、親の将来について「話したいが切り出せない」と回答

  • 66.7

    親のお金まわりを「ほとんど知らない」「まったく知らない」は全体で66.7%

調査結果の詳細

結果1:親が元気なうちに話しておきたいこと1位は「介護が必要になったときの希望」

n=300複数回答
  1. 介護が必要になったときの希望67.7
  2. 財産・貯蓄の状況51.7
  3. お墓・葬儀の希望51.0
  4. 実家の今後(住み続ける・売る・相続)49.0
  5. 医療・延命治療の希望48.7
  6. 重要書類・パスワードの保管場所48.7
  7. 保険・年金の内容40.7
  8. 親自身の人生の思い出・伝えたいこと21.3
  9. 兄弟間の役割分担16.7
  10. 特にない3.0
グラフの数値をテキストで確認する
  • 介護が必要になったときの希望:67.7%
  • 財産・貯蓄の状況:51.7%
  • お墓・葬儀の希望:51.0%
  • 実家の今後(住み続ける・売る・相続):49.0%
  • 医療・延命治療の希望:48.7%
  • 重要書類・パスワードの保管場所:48.7%
  • 保険・年金の内容:40.7%
  • 親自身の人生の思い出・伝えたいこと:21.3%
  • 兄弟間の役割分担:16.7%
  • 特にない:3.0%

親が元気なうちに話しておきたい、または話しておけばよかったことを複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「介護が必要になったときの希望」で67.7%でした。

上位には、介護、財産、葬儀、実家、医療といった、本人の希望が分からないと家族だけでは判断しにくいテーマが並びました。

年代別に見ると、30代・40代では「介護が必要になったときの希望」がいずれも70.0%で、他の年代より高い結果となりました。

また、30代では「実家の今後」も58.7%と高く、親の住まいや相続に関する関心も目立ちます。

まだ介護が目前に迫っていない世代であっても、親の家を今後どうするのか、誰が管理するのかといった問題には関心を持っていることが分かります。

一方で、60代では「財産・貯蓄の状況」が63.6%と最も高くなりました。回答数が11人と少ないため参考値ではありますが、年代が上がるにつれて、より具体的な財産管理や相続への関心が高まる傾向がうかがえます。

結果2:親と「もしもの備え」をしっかり話し合っている人は7.7%

n=300単一回答
  1. 少しだけ話したことがある49.0
  2. 話したいが切り出せない38.7
  3. しっかり話し合っている7.7
  4. 話す必要を感じていない4.7
グラフの数値をテキストで確認する
  • 少しだけ話したことがある:49.0%
  • 話したいが切り出せない:38.7%
  • しっかり話し合っている:7.7%
  • 話す必要を感じていない:4.7%

親と「もしものときの備え」について話し合ったことがあるかを聞いたところ、最も多かったのは「少しだけ話したことがある」で49.0%でした。

「少しだけ話したことがある」と答えた人は約半数にのぼる一方で、「しっかり話し合っている」と回答した人は1割未満でした。

介護、相続、医療、実家の今後といったテーマは、家族にとって大切な話である一方、日常会話の中では切り出しにくいものです。多くの人が必要性を感じながらも、十分な話し合いには至っていない様子がうかがえます。

年代別に見ると、30代では「話したいが切り出せない」が44.0%と最も高くなりました。

一方で、「しっかり話し合っている」と回答した30代は4.7%にとどまっています。

40代では「話したいが切り出せない」が36.7%、50代では28.6%と、年代が上がるにつれて割合は下がる傾向が見られました。

親の年齢や体調の変化が現実味を帯びるほど、少しずつ会話が進みやすくなるのかもしれません。

結果3:30代の43.3%が「親がまだ元気なので実感がない」

n=300単一回答
  1. 親がまだ元気なので実感がない33.3
  2. 何から話せばいいか分からない20.7
  3. 切り出せている19.0
  4. お金の話が気まずい13.7
  5. 縁起が悪いと怒られそう9.3
  6. 兄弟の間で温度差がある4.0
グラフの数値をテキストで確認する
  • 親がまだ元気なので実感がない:33.3%
  • 何から話せばいいか分からない:20.7%
  • 切り出せている:19.0%
  • お金の話が気まずい:13.7%
  • 縁起が悪いと怒られそう:9.3%
  • 兄弟の間で温度差がある:4.0%

話し合いを切り出せない理由に近いものを聞いたところ、最も多かったのは「親がまだ元気なので実感がない」で33.3%でした。

年代別に見ると、「親がまだ元気なので実感がない」は30代で43.3%と突出しています。

40代では26.7%、50代では20.4%となっており、30代では親の介護や相続をまだ現実的な問題として捉えにくい人が多いことが分かります。

親が元気でいることは安心材料です。

しかしその一方で、将来の話し合いを先送りにする理由にもなりやすいといえます。

また、50代では「何から話せばいいか分からない」が28.6%、「切り出せている」も28.6%でした。

親の将来がより現実的になってきても、実際に何をどう話せばいいのか分からないという悩みは残っているようです。

結果4:親のお金まわりを「ほとんど・まったく知らない」は66.7%

n=300単一回答
  1. ほとんど知らない43.3
  2. なんとなく知っている26.7
  3. まったく知らない23.3
  4. ほぼ把握している6.7
グラフの数値をテキストで確認する
  • ほとんど知らない:43.3%
  • なんとなく知っている:26.7%
  • まったく知らない:23.3%
  • ほぼ把握している:6.7%

親の通帳・保険・年金など、お金まわりをどのくらい把握しているかを聞いたところ、最も多かったのは「ほとんど知らない」で43.3%でした。

「ほとんど知らない」と「まったく知らない」を合わせると、66.7%にのぼります。

親子であっても、お金の話は踏み込みにくいテーマです。

しかし、介護費用、医療費、保険の確認、年金関係の手続き、相続手続きなど、いざというときには避けて通れない情報でもあります。

年代別に見ると、30代では73.4%、40代では70.0%が「ほとんど知らない」「まったく知らない」と回答しました。

一方、50代では51.0%、60代では18.2%まで下がっています。

年代が上がるにつれて親のお金まわりを把握する機会が増えている可能性がありますが、それでも50代の約半数は十分に把握できていない状況です。

金額の詳細まで共有するのが難しい場合でも、「通帳や保険証券はどこにあるのか」「年金や保険の書類はどこに保管しているのか」など、最低限の情報だけでも確認しておくことが、将来の負担を減らすきっかけになりそうです。

結果5:親の介護準備を「具体的にしている」は4.3%。30代では1.3%にとどまる

n=300単一回答
  1. 考えたくないが気になる48.0
  2. なんとなく考えている29.7
  3. まだ先のことだと思っている18.0
  4. 具体的に準備している4.3
グラフの数値をテキストで確認する
  • 考えたくないが気になる:48.0%
  • なんとなく考えている:29.7%
  • まだ先のことだと思っている:18.0%
  • 具体的に準備している:4.3%

親の介護が必要になった場合の準備について聞いたところ、最も多かったのは「考えたくないが気になる」で48.0%でした。

介護について気になっている人は多い一方で、具体的な準備に進んでいる人は少数派でした。

年代別に見ると、「具体的に準備している」は30代で1.3%、40代で4.4%、50代で6.1%となっています。

一方、60代では36.4%が「具体的に準備している」と回答しました。

年代が上がるにつれて親の介護がより現実的な課題になっていることがうかがえます。

また、30代では「考えたくないが気になる」が50.0%、40代では52.2%と半数前後を占めました。

「不安はあるが、まだ具体的には動けていない」という層が、30代・40代に多いことが分かります。

介護は、ある日突然始まることがあります。

転倒、入院、認知症の進行などをきっかけに、仕事や家庭生活を調整しながら対応を迫られるケースもあります。

今回の結果からは、気にはなっているものの、考えること自体に重さを感じて先送りにしている人が多い様子が見えてきました。

結果6:50代では49.0%が「親の転倒・体調急変」を不安視

n=300複数回答
  1. 一人でいるときに転倒・体調急変しないか35.7
  2. 認知症の兆候がないか34.3
  3. 運転が危なくなっていないか29.7
  4. 詐欺・悪徳商法に引っかかっていないか19.0
  5. お金に困っていないか15.3
  6. 孤独・寂しい思いをしていないか15.0
  7. 食事・栄養が偏っていないか15.0
  8. 特に気になることはない14.0
  9. 同居・近居のため日常的に様子がわかるので特に心配はない12.0
  10. 家の中が片付いているか・生活環境が心配9.0
  11. 服薬・通院をきちんとできているか7.3
  12. 友人・近所との付き合いが減っていないか4.0
  13. すでに介護・サポート中のため把握できている4.0
グラフの数値をテキストで確認する
  • 一人でいるときに転倒・体調急変しないか:35.7%
  • 認知症の兆候がないか:34.3%
  • 運転が危なくなっていないか:29.7%
  • 詐欺・悪徳商法に引っかかっていないか:19.0%
  • お金に困っていないか:15.3%
  • 孤独・寂しい思いをしていないか:15.0%
  • 食事・栄養が偏っていないか:15.0%
  • 特に気になることはない:14.0%
  • 同居・近居のため日常的に様子がわかるので特に心配はない:12.0%
  • 家の中が片付いているか・生活環境が心配:9.0%
  • 服薬・通院をきちんとできているか:7.3%
  • 友人・近所との付き合いが減っていないか:4.0%
  • すでに介護・サポート中のため把握できている:4.0%

親の今の生活について、気になっていることを複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「一人でいるときに転倒・体調急変しないか」で35.7%でした。

年代別に見ると、親の生活に対する不安の中身には違いが見られました。

「一人でいるときに転倒・体調急変しないか」は、30代では26.0%でしたが、40代では43.3%、50代では49.0%まで上昇しています。

親の年齢が上がるにつれて、日常生活の中での急な体調変化や事故をより現実的に心配する人が増えていると考えられます。

また、「認知症の兆候がないか」は30代で30.7%、40代で41.1%、50代で38.8%でした。

40代・50代では、親の物忘れや判断力の変化に不安を感じる人も少なくないようです。

一方、30代では「特に気になることはない」が20.7%と、他の年代より高い結果となりました。

親がまだ比較的若く、健康面や生活面の不安を強く感じる段階ではない人も一定数いることが分かります。

結果7:30代は「費用負担」、40〜50代は「体力・精神的な余裕」に不安

n=300単一回答
  1. 介護費用・相続費用の負担28.7
  2. 自分自身の体力・精神的な余裕25.7
  3. 遠距離なので駆けつけられるか16.0
  4. 仕事を休む・辞めなければならない15.7
  5. 兄弟・親族間でもめること7.0
  6. 特に不安はない5.0
  7. その他2.0
グラフの数値をテキストで確認する
  • 介護費用・相続費用の負担:28.7%
  • 自分自身の体力・精神的な余裕:25.7%
  • 遠距離なので駆けつけられるか:16.0%
  • 仕事を休む・辞めなければならない:15.7%
  • 兄弟・親族間でもめること:7.0%
  • 特に不安はない:5.0%
  • その他:2.0%

親の介護・相続が発生したとき、自分の生活への影響で最も不安なことを聞いたところ、全体では「介護費用・相続費用の負担」が28.7%で最多でした。

年代別に見ると、不安の中心には違いがありました。

30代では「介護費用・相続費用の負担」が35.3%で最多となりました。

一方、40代では「自分自身の体力・精神的な余裕」が33.3%、50代では42.9%と最も高くなっています。

30代は、これから住宅購入、子育て、教育費、老後資金などの支出が重なりやすい世代です。そこに親の介護費用や相続に関する費用が加わることへの不安が大きいと考えられます。

一方で、40代・50代では、金銭面だけでなく、自分自身の体力や精神的な余裕を不安視する人が多くなっています。

仕事や家庭、自分自身の健康管理と親のサポートをどう両立するかが、より現実的な悩みになっているようです。

介護や相続は、お金だけの問題ではありません。

時間、体力、精神面、親族関係、仕事への影響など、生活全体に関わる問題であることが、今回の調査からも見えてきました。

自由記述:「聞かなきゃ」と思いながら、先延ばしにしている声も

最後に、「親の将来」について考えたこと・行動したこと・できずにいることを自由記述で聞いたところ、さまざまな声が寄せられました。

実家が遠方で、急に連絡があっても容易に駆けつけられないので、いろいろと心配している。通帳や保険に関しても話したことがないので、もしものときどうすればいいのかわからない

親はまだ元気なので、将来のことは気になるが、あまり具体的には考えていない

一人のときに何かあったらと考えると心配。先のことについては家族であまり話していない

介護や相続の話は必要だと思うが、親が元気なうちは切り出しづらい

兄弟間でどのように役割分担するのか、今のうちに話しておいた方がいいと思っている

自由記述からは、親を心配する気持ちと、具体的な話を切り出せないもどかしさが見られました。

特に多かったのは、「まだ元気だから大丈夫」と思う一方で、いざというときに何も分からないまま対応することへの不安です。

介護や相続の話は、親子であっても簡単ではありません。

しかし、元気なうちだからこそ、希望を聞き、情報を整理し、家族で備えることができます。

まとめ

本調査では、親が元気なうちに話しておきたいこととして、「介護が必要になったときの希望」が67.7%で最多となりました。次いで「財産・貯蓄の状況」「お墓・葬儀の希望」「実家の今後」「医療・延命治療の希望」が上位に挙がっています。

一方で、親と「もしもの備え」についてしっかり話し合っている人は7.7%にとどまり、多くの人が十分には話し合えていないことが分かりました。

特に30代では、「話したいが切り出せない」が44.0%、「親がまだ元気なので実感がない」が43.3%と高く、親の将来を気にしながらも、具体的な会話に踏み出せていない様子が見られます。

また、親のお金まわりについては、全体の66.7%が「ほとんど知らない」「まったく知らない」と回答しました。30代では73.4%、40代では70.0%にのぼり、介護や相続が発生した際に必要な情報を十分に把握できていない家庭が多いことが分かります。

介護や相続は、突然現実になることがあります。まずは「介護が必要になったときにどうしたいか」「通帳や保険証券などの重要書類はどこにあるか」「実家を今後どうしたいか」など、確認しやすい内容から少しずつ話し合うことが、将来の負担や後悔を減らす一歩になると考えられます。

調査データのご利用について

本調査のデータ・グラフは、Webメディア、テレビ、新聞、雑誌、資料などでご紹介いただけます。

Webサイトでご紹介いただく際は、出典として「イエベース」と本調査ページのURLをご記載ください。

記載例

出典:イエベース「【親が元気なうちに話しておきたいことランキング】30〜60代300人アンケート。1位は「介護が必要になったときの希望」」

https://iebase.jp/research/talk-with-parents-before-healthy-survey.html

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