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イエベース住宅会社比較カルテ

旭化成ホームズと大和ハウスの違いを比較

どちらも複数の構造を扱う大手で、比較表では「初期保証30年」「条件付きの最長保証60年」「木造・鉄骨造」が同じ値で並びます。ただしその3つは、どれも会社まるごとに掛かっている話ではありません。両社とも、初期保証30年がどの商品でいつ結んだ契約に適用されるのかを、公式サイトで別々に区切って書いています。表に出ている断熱や耐震の数値のほうも、保証の枠とは別の商品から取られていることがあります。そろって見える行ほど、どの商品の話なのかを先に合わせてから読んでください。(成立条件:2017年10月以降のヘーベルハウス請負契約・所定の定期点検が対象 / 30年目以降は定期点検と指定の有償補修が必要)

どちらが優れているかの判定はしていません。数値の対象になる商品やプランは会社ごとに違うので、 同じ条件で出した見積りを比べたものとしては読まないでください。

30秒で分かる違い

  1. 施工できる地域が違う

    旭化成ホームズ
    23都府県公式の建築エリア23都府県 / 公式の住宅展示場一覧の掲載163件(2026年8月23日確認 / 掲載があるのは21都府県 / 山口県・佐賀県は建築エリアだが展示場0件 / 街かどヘーベルハウス7件は含まない)
    大和ハウス
    47都道府県展示場200以上

    建てられる場所がそもそも違うので、ここが合わない会社は先に外れます。

  2. 坪単価の元になっている数字が違う

    旭化成ホームズ
    85〜150万円/坪外部参考値
    大和ハウス
    80〜150万円/坪外部ポータル参考値

    各社の下に、その数字の出どころを書いています。

  3. 構造・工法の書かれ方が違う

    旭化成ホームズ
    重量鉄骨 / 木造重鉄制震+ALC / Asu-haus木造
    大和ハウス
    鉄骨造 / 木造商品により選択可
  4. UA値の公称値の出どころが違う

    旭化成ホームズ
    0.26(Asu-haus)W/㎡K以下 / Asu-haus全邸標準仕様
    大和ハウス
    0.46W/㎡K(SMILE Edition / 地域区分5〜7)公式商品ページ訴求値

    どちらも会社全体の平均ではありません。各社の下に、その値がどの商品・どのプランのものかを書いています。

  5. 保証の年数と延ばし方が違う

    旭化成ホームズ
    ヘーベルハウス(2017年10月以降の請負契約・所定の定期点検が条件):構造・防水 初期30年 / 最長60年(30年目以降は指定の有償補修が必要)
    大和ハウス
    対象商品の構造・防水 初期30年 / 有料メンテナンス工事による15年延長×2で最長60年(MARE(RC部)・skye3(狭小無足場工法)・xevoM3・木造一部商品は対象外 / 2023年10月1日以降の戸建て住宅契約が対象)

旭化成ホームズ

Asahi Kasei Homes Corp.

旭化成ホームズ株式会社。本社は東京都千代田区で、設立は1972年11月です。旭化成株式会社の100%子会社にあたる住宅専業会社で、自社の上場区分は会社データに記載がありません。重量鉄骨とALC「ヘーベル」を使う「ヘーベルハウス(HEBEL HAUS)」が主力ブランドで、2024年5月からは木造のAsu-hausも扱っています。このページの数字は法人としての評価で、ブランド1つぶんの評価ではありません。

会社データ評価5段階中4.8
旭化成ホームズの詳細を見る

大和ハウス

DAIWA HOUSE INDUSTRY CO., LTD.

大和ハウス工業株式会社。1947年設立で、本社は大阪府大阪市北区梅田、東証プライムに上場しています(証券コード1925)。戸建ではxevoΣなどの鉄骨系、xevoGranWoodなどの木造系に加え、3〜5階建て、平屋、北海道地域限定商品まで14ラインが公開されています。会社としては住宅のほかに賃貸住宅・流通店舗・建築・マンション・環境エネルギー・海外の各事業を持つので、会社概要に並ぶ数字は戸建の注文住宅だけのものではありません。

会社データ評価5段階中4.7
大和ハウスの詳細を見る

共通しているところ、違うところ

両社そろって公開している項目だけを取り上げています。値の出所と適用条件は「項目ごとに並べて確認する」に書いています。

共通しているところ

  • 構造の種別どちらも 木造・鉄骨造
  • 設計の自由度どちらも 自由設計に対応

違うところ

「30秒で分かる違い」に出した5件を除いた残りです。

  • 断熱等性能等級旭化成ホームズ HEBEL HAUS:等級6標準(地域区分5〜7 / プランにより変動)/ Asu-haus:等級7・UA値0.26W/㎡K以下を全邸標準大和ハウス 6(xevoM3 / 地域区分1〜4等は対象外条件あり)
  • 条件付きの最長保証旭化成ホームズ ヘーベルハウス:条件付き最長60年(2017年10月以降の請負契約・所定の定期点検が対象 / 30年目以降は指定の有償補修が必要)大和ハウス 条件付き最長60年(MARE(RC部)・skye3(狭小無足場工法)・xevoM3・木造一部商品は対象外 / 2023年10月1日以降の戸建て住宅契約が点検プログラムの対象 / 有償メンテナンス工事が延長条件)
  • 主な商品ラインナップ旭化成ホームズ RATIUS|RD・RATIUS|GR・Asu-haus大和ハウス SMILE Edition・xevoΣ・xevoGranWood
  • 対応する家のタイプ旭化成ホームズ 狭小住宅大和ハウス 平屋・狭小住宅

項目ごとに並べて確認する

この表では、両社がともに公開している項目を並べています。 数値の下には、その値の出所と適用条件を記載しています。

→ 横にスクロールすると大和ハウスの列が見えます。項目名の列は左に残ります。

旭化成ホームズ大和ハウスの公開情報の比較表
項目旭化成ホームズ大和ハウス
坪単価の目安会社ごとに算出の元が違います。同じ条件の見積り比較ではありません85〜150万円/坪外部参考値80〜150万円/坪外部ポータル参考値
対応エリア会社が公開している対応エリアの表記です。展示場・拠点の所在地ではありません23都府県公式の建築エリア23都府県 / 公式の住宅展示場一覧の掲載163件(2026年8月23日確認 / 掲載があるのは21都府県 / 山口県・佐賀県は建築エリアだが展示場0件 / 街かどヘーベルハウス7件は含まない)47都道府県展示場200以上
構造の種別木造・鉄骨造木造・鉄骨造
公開されている工法の表記重量鉄骨 / 木造重鉄制震+ALC / Asu-haus木造鉄骨造 / 木造商品により選択可
UA値数値が小さいほど熱が逃げにくい。会社全体の平均ではなく、下に書いた商品の公称値です0.26(Asu-haus)W/㎡K以下 / Asu-haus全邸標準仕様0.46W/㎡K(SMILE Edition / 地域区分5〜7)公式商品ページ訴求値
断熱等性能等級会社が公開している表記のままです。「等級6」と「等級6相当」は同じではありませんHEBEL HAUS:等級6標準(地域区分5〜7 / プランにより変動)/ Asu-haus:等級7・UA値0.26W/㎡K以下を全邸標準6(xevoM3 / 地域区分1〜4等は対象外条件あり)対象商品 断熱等級6
公開されている保証の表記会社ページに載っている文言そのままですヘーベルハウス(2017年10月以降の請負契約・所定の定期点検が条件):構造・防水 初期30年 / 最長60年(30年目以降は指定の有償補修が必要)対象商品の構造・防水 初期30年 / 有料メンテナンス工事による15年延長×2で最長60年(MARE(RC部)・skye3(狭小無足場工法)・xevoM3・木造一部商品は対象外 / 2023年10月1日以降の戸建て住宅契約が対象)
条件付きの最長保証延長には所定の点検と有償のメンテナンスが要ります。対象の部位も条件も会社ごとに違いますヘーベルハウス:条件付き最長60年(2017年10月以降の請負契約・所定の定期点検が対象 / 30年目以降は指定の有償補修が必要)条件付き最長60年(MARE(RC部)・skye3(狭小無足場工法)・xevoM3・木造一部商品は対象外 / 2023年10月1日以降の戸建て住宅契約が点検プログラムの対象 / 有償メンテナンス工事が延長条件)
主な商品ラインナップRATIUS|RD・RATIUS|GR・Asu-hausSMILE Edition・xevoΣ・xevoGranWood
設計の自由度自由設計に対応自由設計に対応
対応する家のタイプ狭小住宅平屋・狭小住宅
情報の確認日2026年7月28日2026年7月28日

坪単価と価格の出し方

旭化成ホームズは85〜150万円/坪(外部参考値)、大和ハウスは80〜150万円/坪(外部ポータル参考値)。税区分と価格基準がそろっていることを確認できないため、共通区間は算出していません。

付帯工事・諸費用・外構・税の扱いは、両社から同じ条件の見積書を取り、内訳を確認してください。

旭化成ホームズの価格の出し方

外部参考値の坪単価レンジ:85〜150万円

  • RATIUS|GR坪100万円〜(2023年4月28日発売時の公表価格)販売地域:関東・東海・関西・山陽の一部・九州北部 / 現行の商品ページに価格掲載なし
  • Asu-haus坪135万円より(2024年5月10日発売時の公表価格)先行限定販売(2024年度16棟・2025年度25棟が上限) / 販売エリア:東京都城南・城西地区、都下の一部 / 現行の商品ページなし

大和ハウスの価格の出し方

外部ポータル参考値の坪単価レンジ:80〜150万円

公式の商品ページに金額の掲載はなく、個別見積りが前提です。

このほかに、公式ページで金額を出していない区分が2件あります。

対応エリアの重なり

旭化成ホームズは23都府県(公式の建築エリア23都府県 / 公式の住宅展示場一覧の掲載163件(2026年8月23日確認 / 掲載があるのは21都府県 / 山口県・佐賀県は建築エリアだが展示場0件 / 街かどヘーベルハウス7件は含まない))、大和ハウスは47都道府県(展示場200以上)。建築エリアは施工できる地域の表記であり、住宅展示場の掲載件数とは別の値です。建築予定地の可否は各社に確認してください。

断熱・耐震・構造

値の性格は会社ごとに違います。特定の商品・プランの公称値のこともあれば、 全棟実測の平均のこともあります。その値が何のものかは「項目ごとに並べて確認する」に書いています。

UA値

旭化成ホームズ
0.26(Asu-haus)W/㎡K以下 / Asu-haus全邸標準仕様
大和ハウス
0.46W/㎡K(SMILE Edition / 地域区分5〜7)公式商品ページ訴求値

断熱等性能等級

旭化成ホームズ
HEBEL HAUS:等級6標準(地域区分5〜7 / プランにより変動)/ Asu-haus:等級7・UA値0.26W/㎡K以下を全邸標準
大和ハウス
6(xevoM3 / 地域区分1〜4等は対象外条件あり)対象商品 断熱等級6

構造の種別

旭化成ホームズ
木造・鉄骨造
大和ハウス
木造・鉄骨造

公開されている工法の表記

旭化成ホームズ
重量鉄骨 / 木造重鉄制震+ALC / Asu-haus木造
大和ハウス
鉄骨造 / 木造商品により選択可

保証とアフターサービス

旭化成ホームズ

  • ヘーベルハウス(2017年10月以降の請負契約・所定の定期点検が条件):構造・防水 初期30年 / 最長60年(30年目以降は指定の有償補修が必要)Asu-hausへの同制度適用は一次根拠を確認できていません。
  • 60年無料定期点検(2019年11月1日以降の新築請負契約が対象 / 従来制度の既存住宅は別途案内)

節目:0年 引渡し / 1〜5年 定期点検 / 10年 設備保証満了 / 定期点検 / 30年 構造・防水 初期保証満了 / 60年 構造・防水 最長保証 / 60年無料点検

大和ハウス

  • 対象商品の構造・防水 初期30年 / 有料メンテナンス工事による15年延長×2で最長60年(MARE(RC部)・skye3(狭小無足場工法)・xevoM3・木造一部商品は対象外 / 2023年10月1日以降の戸建て住宅契約が対象)対象商品の構造・防水は初期30年です。
  • 定期点検 / 24時間サポート1ヶ月・12ヶ月・24ヶ月・5年・10年・15年・25年・35年・45年の節目で定期点検を運用、20年以降は条件付き/有償点検等で延長します。24時間365日「お客さまサポートデスク」も運用しています。延長保証の対象部位と適用条件は、契約時の保証書でご確認ください。

節目:0年 引渡し / 10年 設備保証10年 / 定期点検節目 / 30年 構造・防水 初期保証満了 / 延長判定 / 45年 有償メンテナンスで再延長 / 60年 構造保証延長上限

上に出ているのは、各社が公開している保証の枠組みです。対象の部位・延長の前提・点検の節目は 各社が公開していますが、対象部位の完全な内訳と、延長のときに必要になる工事の仕様・ 個別の金額・免責の範囲までは書かれていません。契約前に保証書で確認してください。

商品と設計の自由度

旭化成ホームズの主な商品

  • RATIUS|RD / ラティウス アールディー
  • RATIUS|GR / ラティウス ジーアール
  • Asu-haus / アスハウス

大和ハウスの主な商品

  • SMILE Edition / スマイルエディション
  • xevoΣ / ジーヴォシグマ
  • xevoGranWood / ジーヴォグランウッド

設計の自由度は 旭化成ホームズ 自由設計に対応大和ハウス 自由設計に対応 と公開されています。

条件別に候補を残しやすいのはどちらか

総合的にどちらが良いかは決めていません。優先する条件を先に決めたときに、公開情報のうえで候補として残しやすいのはどちらか、という整理です。

  • 建てる場所が決まっている

    旭化成ホームズは23都府県、大和ハウスは47都道府県。建築地が対象に入るかで候補が絞られます。ここが合わない会社は、ほかの条件を見る前に外れます。

  • 予算の上限を先に決めている

    坪単価の目安は 旭化成ホームズ 85〜150万円/坪(外部参考値)、大和ハウス 80〜150万円/坪(外部ポータル参考値) と公開されています。旭化成ホームズはRATIUS|GR 坪100万円〜(2023年4月28日発売時の公表価格)、Asu-haus 坪135万円より(2024年5月10日発売時の公表価格)を公式に出しているので、見積り前でも金額の見当を付けやすい構成です。付帯工事・諸費用・外構・税の扱いは、両社から同じ条件の見積書を取り、内訳を確認してください。

  • 断熱の数値を重視する

    UA値は 旭化成ホームズ 0.26(Asu-haus)(W/㎡K以下 / Asu-haus全邸標準仕様) / 大和ハウス 0.46W/㎡K(SMILE Edition / 地域区分5〜7)(公式商品ページ訴求値)。ただしどちらも特定の商品・プランの公称値なので、検討する商品でも同じ値になるかを確認してからでないと、この軸では選べません。

  • 引渡し後の保証を長く見たい

    公開されている保証の表記は、旭化成ホームズ ヘーベルハウス(2017年10月以降の請負契約・所定の定期点検が条件):構造・防水 初期30年 / 最長60年(30年目以降は指定の有償補修が必要)、大和ハウス 対象商品の構造・防水 初期30年 / 有料メンテナンス工事による15年延長×2で最長60年(MARE(RC部)・skye3(狭小無足場工法)・xevoM3・木造一部商品は対象外 / 2023年10月1日以降の戸建て住宅契約が対象) です。年数だけでなく、延長に必要な点検・補修の内容と費用まで含めて比べないと差が分かりません。

旭化成ホームズと大和ハウスを比べるときの注意点

  • 初期保証がどちらも30年、条件付きの最長保証がどちらも60年で並びますが、両社ともその30年が効く範囲を公式サイトで区切っています。旭化成ホームズのアフターサポートページには、2017年10月以降にヘーベルハウスの請負契約を結び、原則として同社所定の定期点検を受けることが条件だと注記されています。大和ハウスは初期保証30年の対象商品を商品名で並べたうえで、狭小無足場工法のskye3と木造の一部商品を除くと注記し、xevoM3については別枠で構造・防水とも初期保証20年、xevoM3 ALL TILEは30年と公表しています。同じ「30年」でも、どの商品を、いつ契約したかで変わります。(成立条件:30年目以降は定期点検と指定の有償補修が必要)

  • 旭化成ホームズの欄で、UA値0.26・C値0.2・耐震等級3の出どころになっているのは、2024年5月に発売された木造のAsu-hausです。発売時の公式リリースでは、販売エリアが東京都城南・城西地区と都下の一部、販売棟数も2024年度16棟・2025年度25棟を上限とする限定販売と公表されています。一方で保証欄の初期30年・最長60年・60年無料点検は、ヘーベルハウスのアフターサポートとして公表されている枠組みです。Asu-hausへの保証・点検制度の適用は、この比較で参照できる一次根拠では確認できません。会社データはこれらを法人単位でひとまとめにしているので、性能の数値と保証の年数を同じ商品の話として読まないでください。(成立条件:2017年10月以降のヘーベルハウス請負契約・所定の定期点検が対象 / 30年目以降は指定の有償補修が必要)(成立条件:2019年11月1日以降の新築請負契約が対象 / 従来制度の既存住宅は別途案内)

  • 無料の点検が続くことと、保証が続くことは同じではありません。旭化成ホームズの60年無料定期点検は2019年11月1日以降の新築請負契約が対象で、従来制度の既存住宅は別途案内です。また、構造と防水の保証を30年目より先へ延ばすには、定期点検を受けたうえで同社が指定する有償補修を行う必要があると注記しています。大和ハウスは1ヶ月・12ヶ月・24ヶ月・5年・10年・15年・25年・35年・45年に定期点検を案内し、20年以降は条件付き・有償点検等で延長します。対象商品と費用区分は契約時の点検プログラムで確認してください。大和ハウスは保証が満了したときに点検・診断にもとづく有料のメンテナンス工事を実施した場合に限り延長し、構造の保証は防水側の保証延長工事を行うことを条件に15年延長する、と書いています。どちらも、延ばすには自分で払う工事が要るという点は変わりません。何年目にどの工事が来て、いくらかかるのかまで確かめてください。(成立条件:2017年10月以降のヘーベルハウス請負契約・所定の定期点検が対象)

  • 断熱の数値は、そろえて引き算できる形になっていません。旭化成ホームズの0.26はAsu-hausの公称値です。発売時の公式リリースでは表記そのものが「0.26以下」で、地域区分6・7ではUA値0.26W/㎡K以下、地域区分8ではηAC値1.0以下という条件も添えられています。大和ハウスの0.46は主力企画の5〜7地域での訴求値で、会社データには断熱技術ページのシミュレーション条件としてUA値0.44も示されている、と書かれています。断熱等性能等級のほうも中身が違い、旭化成ホームズの6はヘーベルハウス戸建全商品での標準化を2025年1月に公表したもので省エネルギー基準地域区分5〜7のエリアが対象、7はAsu-hausの値です。大和ハウスの6は対象商品での訴求で、xevoM3や地域区分1〜4などには対象外の条件が付きます。どちらの数値も、建てる場所とプランが決まるまで確定しません。

  • 耐震等級とC値は、両社を会社全体の同じ軸で比較できません。旭化成ホームズはAsu-hausについて許容応力度計算による耐震等級3と耐風等級2を公式リリースで示し、C値0.2も同じ商品の公称値として公開しています。これに対して大和ハウス側は、耐震の欄が「―」で持続型耐震などの技術名しか公開されておらず、会社データにも耐震等級の全商品標準値は公式横断で未特定、C値の公式公表値は確認できないと書かれています。公開されていないことと性能が低いことは別の話です。

  • 会社の大きさを示す数字は、集計の範囲がそろっていません。旭化成ホームズの売上高1兆343億円は2026年3月期の連結、従業員数12,183名も2026年3月末の連結です。大和ハウスの売上高5兆5,768億円も2026年3月期の連結ですが、こちらは住宅のほかに賃貸住宅・流通店舗・建築・マンション・環境エネルギー・海外の各事業を含む会社全体の数字で、従業員数は会社データの中に単体16,192人と連結50,390人の2つが載っています。引渡戸数のほうも、旭化成ホームズは2025年度10,890戸・2024年度11,878戸を建築請負と不動産開発を合わせた連結の値として出していますが、大和ハウスは国内注文住宅の年間引渡戸数も累計も公式横断では特定できていない、と会社データに書かれています。売上や人数の大小を、戸建注文住宅の規模の差として読まないでください。

  • 坪単価の85〜150万円と80〜150万円は、ほとんど同じレンジに見えますが、どちらも会社が公表した金額ではなく、外部の住宅情報ポータルの参考値です。しかも数え上げている対象が違い、旭化成ホームズ側はヘーベルハウス全体をまとめたレンジ、大和ハウス側は鉄骨から木造、3〜5階建てまで含むメーカー全体のレンジとして示されています。旭化成ホームズは商品の発売時にRATIUS|GRを坪100万円〜、Asu-hausを坪135万円よりと公式に出していますが、税込か税別かはどちらのリリースにも書かれておらず、販売地域も限定して公表されています。大和ハウスは公式の商品ページに坪単価レンジの掲載がなく、個別見積りが前提だと会社データに書かれています。

両社へ確認したい質問

公開情報だけでは埋まらないところです。同じ質問を両社にすると、返ってくる形で比べられます。

  1. この坪単価は本体価格と総額のどちらですか。付帯工事・諸費用・外構・税の扱いを見積書の内訳で確認してください。

    なぜ聞くか:旭化成ホームズ 85〜150万円/坪(外部参考値) と 大和ハウス 80〜150万円/坪(外部ポータル参考値) だけでは、付帯工事・諸費用・外構・税を含む総額が分からないから。

  2. 検討している商品では、UA値はいくつになりますか。標準仕様ですか、オプションですか。

    なぜ聞くか:公開されている値は 旭化成ホームズ 0.26(Asu-haus)(W/㎡K以下 / Asu-haus全邸標準仕様)、大和ハウス 0.46W/㎡K(SMILE Edition / 地域区分5〜7)(公式商品ページ訴求値) で、どちらも特定の商品・プランの値だから。商品が変われば同じ値にならない。

  3. 検討している商品では、構造と防水の初期保証はそれぞれ何年ですか。保証書に書かれる商品名と、契約日による条件も含めて書面で見せてもらえますか。契約書に出てくる会社名は何になりますか。

    なぜ聞くか:両社とも、初期保証の年数が商品と契約時期で変わることを公式サイトで注記しています。表に出ている30年がそのまま自分の家に当てはまるとは限りません。契約する相手の法人名や拠点は会社データに記載が無いので、あわせて確認が要ります。

  4. 60年目まで保証を続ける場合、何年目にどの工事が必要で、費用はいくらになりますか。無料の点検はいつまでで、どこから有料に切り替わりますか。(成立条件:2017年10月以降のヘーベルハウス請負契約・所定の定期点検が対象 / 30年目以降は定期点検と指定の有償補修が必要)

    なぜ聞くか:両社とも延長の条件は有償の工事で、点検が無料であることと保証が続くことは別です。旭化成ホームズは30年目以降の有償補修、大和ハウスは保証満了時の有料メンテナンス工事が条件だと公式に書いていますが、金額は公開されていません。

  5. 建てる場所の地域区分と、検討している商品の組み合わせでは、UA値と断熱等性能等級はどの数字になりますか。カタログか仕様書に印刷された値で示してもらえますか。

    なぜ聞くか:0.26はAsu-hausの、0.46は主力企画のそれぞれ特定の地域区分での値で、等級のほうも対象商品と対象地域が公式に限定されています。会社の代表値をそのまま自分の家の値として読めません。

  6. 検討している商品で、住宅性能表示制度による耐震等級の評価書は取得できますか。取得する場合、等級はいくつになりますか。引渡し前に気密(C値)を実測しますか。

    なぜ聞くか:耐震等級とC値は、片方だけが商品限定値を公表しており、同じ軸で比較できないためです。公開がないことと性能が低いことは別ですが、自分の家の値は契約前に商品単位で確かめる必要があります。

この2社以外とも比べる

比較表では最大4社まで並べられます。会社を入れ替えても、項目はこのページと同じです。

出典と確認日

このページの数値は、下の会社ページに掲載している公開情報から取っています。数値の元になった各社の公式ページは、会社ページの出典欄に記載しています。

このページの情報は2026年7月28日時点のものです。掲載後に各社が内容を更新している場合があります。

会社データ評価は、各社が公開している情報を同じ基準で整理・採点したものです。採点方法を見る