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イエベース住宅会社比較カルテ

桧家住宅とタマホームの違いを比較

どちらも木造で注文住宅を手がける会社ですが、この表には、数字が並んでいても同じ意味になっていない行がいくつかあります。まず「条件付きの最長保証」は両社とも60年で、表の上では同じ値として並びます。ただし60年に届くまでの条件が別々に決まっていて、片方は長期優良住宅の認定を受けた建物に限られ、認定がない住宅は最長で30年です。断熱もUA値の行とC値の行はどちらも片側だけの数字なので出ず、残るのは断熱等性能等級の1行だけで、その6と5は別々の商品について公開されている値です。耐震の欄も、片方は住宅性能表示制度の等級の表記、もう片方は実大の耐震実験と壁倍率の説明から来た表記なので、同じ種類の数字として並べないでください。

どちらが優れているかの判定はしていません。数値の対象になる商品やプランは会社ごとに違うので、 同じ条件で出した見積りを比べたものとしては読まないでください。

30秒で分かる違い

  1. 施工できる地域が違う

    桧家住宅
    37都道府県公式展示場166件
    タマホーム
    47都道府県営業拠点237ヶ所

    建てられる場所がそもそも違うので、ここが合わない会社は先に外れます。

  2. 坪単価の元になっている数字が違う

    桧家住宅
    46〜90万円/坪桧家住宅全体の参考
    タマホーム
    46.7〜87.3万円/坪外部参考値

    各社の下に、その数字の出どころを書いています。

  3. 構造・工法の書かれ方が違う

    桧家住宅
    木造ハイブリッド軸組+2×4の構造思想
    タマホーム
    木造軸組在来工法タマホームオリジナルダンパー
  4. 断熱等性能等級の公称値の出どころが違う

    桧家住宅
    6断熱等性能等級 / 標準 / Elite One / 5〜7地域および北海道
    タマホーム
    5大安心の家シリーズ / 断熱等性能等級5対応 / 有価証券報告書記載

    どちらも会社全体の平均ではありません。各社の下に、その値がどの商品・どのプランのものかを書いています。

  5. 保証の年数と延ばし方が違う

    桧家住宅
    構造30年 / 最長60年
    タマホーム
    構造・防水・防蟻 初期20年

桧家住宅

Hinokiya Group Co., Ltd.

桧家住宅は、株式会社ヒノキヤグループの中の「桧家住宅カンパニー」が展開している注文住宅ブランドです。会社データに載っている正式社名も「株式会社ヒノキヤグループ 桧家住宅カンパニー」で、2023年7月のカンパニー制への移行で住宅事業が3つのカンパニーに分かれたため、公式に出ている資料がどのカンパニーの話なのかを読み分ける必要があります。設立は1988年10月、本社は東京都千代田区、資本金は1億円です。2022年4月に完全子会社化されて上場廃止となり、いまは非上場と公開されています。会社データの従業員数2,883名と売上高1,448億9千万円(2024年12月期)は、どちらも連結の数字として載っているものです。対応エリアは37都道府県、公式の展示場は166件と書かれていますが、どの県が対象なのかという一覧は会社データに入っていません。会社データには、FC店で契約した物件は保証内容や点検時期が直営と異なる場合がある、とも書かれています。契約書に出てくる会社名がどこになるかは会社データに記載が無いので、問い合わせのときに確かめてください。

会社データ評価5段階中4.7
桧家住宅の詳細を見る

タマホーム

Tama Home Co., Ltd.

タマホーム株式会社。会社名とブランド名が同じで、会社データの正式社名も「タマホーム株式会社 / Tama Home Co., Ltd.」です。設立は1998年、本社は東京都港区高輪、資本金は43億1,014万円。東京証券取引所プライム市場と福岡証券取引所に上場していて、証券コードは1419、親会社を持たない独立上場会社と会社データに書かれています。従業員数3,272名と売上高2,008億円(2025年5月期)は、どちらも連結の数字です。会社データでは、独自の流通システムと全国の拠点網で低価格良質住宅を展開する会社として説明されていて、住宅事業のほかに不動産・金融・エネルギーの各事業も並んでいます。対応エリアは全国47都道府県、営業拠点は237ヶ所で、その内訳として独立型店舗182店と住宅総合展示場55ヶ所が公開されています。ただし、その拠点が直営なのか別の会社なのか、契約の相手になる会社がどこになるのかは会社データに書かれていないので、問い合わせのときに確かめてください。

会社データ評価5段階中4.8
タマホームの詳細を見る

共通しているところ、違うところ

両社そろって公開している項目だけを取り上げています。値の出所と適用条件は「項目ごとに並べて確認する」に書いています。

共通しているところ

  • 構造の種別どちらも 木造
  • 条件付きの最長保証どちらも 60年
  • 設計の自由度どちらも 自由設計に対応

違うところ

「30秒で分かる違い」に出した5件を除いた残りです。

  • 耐震桧家住宅 住宅性能表示制度 等級3タマホーム 震度7想定 / 壁倍率5倍
  • 主な商品ラインナップ桧家住宅 The Elite One・Smart One・Smart One EGシリーズタマホーム 大安心の家・笑顔の家・大地の家

項目ごとに並べて確認する

両社そろって公開されている項目だけを 11 行並べています。 どちらも公開していない項目と、片方だけの任意項目は、並べても比較にならないので出していません。 数値の下にあるのが、その値の出所と適用条件です。

→ 横にスクロールするとタマホームの列が見えます。項目名の列は左に残ります。

桧家住宅タマホームの公開情報の比較表
項目桧家住宅タマホーム
坪単価の目安会社ごとに算出の元が違います。同じ条件の見積り比較ではありません46〜90万円/坪桧家住宅全体の参考46.7〜87.3万円/坪外部参考値
対応エリア会社が公開している対応エリアの表記です。展示場・拠点の所在地ではありません37都道府県公式展示場166件47都道府県営業拠点237ヶ所
構造の種別木造木造
公開されている工法の表記木造ハイブリッド軸組+2×4の構造思想木造軸組在来工法タマホームオリジナルダンパー
断熱等性能等級会社が公開している表記のままです。「等級6」と「等級6相当」は同じではありません6断熱等性能等級 / 標準 / Elite One / 5〜7地域および北海道5大安心の家シリーズ / 断熱等性能等級5対応 / 有価証券報告書記載
耐震会社が公開している表記のままです。「等級3」と「等級3相当」は同じではありません住宅性能表示制度 等級3Elite One・Smart One 標準仕様震度7想定 / 壁倍率5倍タマホームオリジナルダンパー採用商品あり
公開されている保証の表記会社ページに載っている文言そのままです構造30年 / 最長60年構造・防水・防蟻 初期20年
条件付きの最長保証延長には所定の点検と有償のメンテナンスが要ります。対象の部位も条件も会社ごとに違います60年60年
主な商品ラインナップThe Elite One・Smart One・Smart One EGシリーズ大安心の家・笑顔の家・大地の家
設計の自由度自由設計に対応自由設計に対応
情報の確認日2026年7月28日2026年7月28日

坪単価と価格の出し方

桧家住宅は46〜90万円/坪、タマホームは46.7〜87.3万円/坪と公開されています。表示上の数値が重なるのは46.7〜87.3万円/坪の範囲で、幅は約40.6万円/坪です。ただしこれは数字の見た目が重なるというだけで、予算に合うかどうかの判定にはなりません。同じ条件で見積りを取ってから比べてください。

桧家住宅の数字は桧家住宅全体の参考、タマホームの数字は外部参考値です。算出の元が違うので、そのまま引き算しないでください。

桧家住宅の価格の出し方

桧家住宅全体の参考レンジ:46〜90万円/坪

  • The Elite One / エリート・ワン61.1〜63.4万円/坪〜

このほかに、公式ページで金額を出していない区分が1件あります。

タマホームの価格の出し方

外部参考値の坪単価レンジ:46.7〜87.3万円

公式の商品ページに金額の掲載はなく、個別見積りが前提です。

このほかに、公式ページで金額を出していない区分が1件あります。

対応エリアの重なり

桧家住宅は37都道府県、タマホームは47都道府県と公開しています。桧家住宅は件数だけを公開していて都道府県名が分からないため、このページでは重なる地域の具体名を書きません。建築地が対象に入るかは直接確認してください。

桧家住宅の表記に添えられている「公式展示場166件」は拠点や展示場の数で、施工できる地域の広さではありません。

断熱・耐震・構造

値の性格は会社ごとに違います。特定の商品・プランの公称値のこともあれば、 全棟実測の平均のこともあります。その値が何のものかは「項目ごとに並べて確認する」に書いています。

断熱等性能等級

桧家住宅
6断熱等性能等級 / 標準 / Elite One / 5〜7地域および北海道
タマホーム
5大安心の家シリーズ / 断熱等性能等級5対応 / 有価証券報告書記載

耐震

桧家住宅
住宅性能表示制度 等級3Elite One・Smart One 標準仕様
タマホーム
震度7想定 / 壁倍率5倍タマホームオリジナルダンパー採用商品あり

構造の種別

桧家住宅
木造
タマホーム
木造

公開されている工法の表記

桧家住宅
木造ハイブリッド軸組+2×4の構造思想
タマホーム
木造軸組在来工法タマホームオリジナルダンパー

保証とアフターサービス

桧家住宅

  • 構造30年 / 最長60年構造躯体30年、不同沈下30年、防水15年、防蟻20年、設備10年の初期保証を運用します。定期点検と必要な耐久工事を実施する条件で構造保証は最長60年まで延長され、業界トップ層の延長型と同水準の年数です。
  • 24時間365日受付 / オーナーズApp住まいのコンシェルジュデスクが24時間365日体制で住まいの相談を受け付けます。ヒノキヤオーナーズAppで点検履歴・連絡を一元管理し、2024年10月には超長期保証の運用も開始しました。FC店契約物件は内容・点検時期が異なる場合があります。

節目:0年 引渡し / 10年 設備保証 / 防水15年運用中 / 20年 防蟻保証満了 / 30年 構造躯体初期保証満了 / 延長条件確認 / 60年 構造保証延長運用上限

タマホーム

  • 構造・防水・防蟻 初期20年構造躯体・防水・防蟻・地盤の各保証が初期20年で運用されます。10年ごとの有償メンテナンス工事の実施を条件に、長期優良住宅認定を受けた建物は最長60年まで構造保証を延長できます。
  • ハッピーライフクラブ / 24時間365日3ヶ月・6ヶ月・1年・2年・5年・10年・15年・20年の節目で定期点検を実施。会員制サービス「ハッピーライフクラブ」の一次対応窓口は24時間365日対応で、トラブル時の連絡導線を整備しています。

節目:0年 引渡し / 3ヶ月〜2年 初期定期点検 / 20年 構造・防水・防蟻 初期保証満了 / 30年 通常運用 最長保証 / 60年 長期優良住宅認定 / 条件付き延長上限

上に出ているのは、各社が公開している保証の枠組みです。対象の部位・延長の前提・点検の節目は 各社が公開していますが、対象部位の完全な内訳と、延長のときに必要になる工事の仕様・ 個別の金額・免責の範囲までは書かれていません。契約前に保証書で確認してください。

商品と設計の自由度

桧家住宅の主な商品

  • The Elite One / エリート・ワン
  • Smart One / スマート・ワン
  • Smart One EGシリーズ

タマホームの主な商品

  • 大安心の家 / ベストセラー
  • 笑顔の家 / G3水準
  • 大地の家 / 寒冷地

設計の自由度は 桧家住宅 自由設計に対応タマホーム 自由設計に対応 と公開されています。

条件別に候補を残しやすいのはどちらか

総合的にどちらが良いかは決めていません。優先する条件を先に決めたときに、公開情報のうえで候補として残しやすいのはどちらか、という整理です。

  • 建てる場所が決まっている

    桧家住宅は37都道府県、タマホームは47都道府県。建築地が対象に入るかで候補が絞られます。ここが合わない会社は、ほかの条件を見る前に外れます。

  • 予算の上限を先に決めている

    坪単価の目安は 桧家住宅 46〜90万円/坪(桧家住宅全体の参考)、タマホーム 46.7〜87.3万円/坪(外部参考値) と公開されています。桧家住宅はThe Elite One / エリート・ワン 61.1〜63.4万円/坪〜を公式に出しているので、見積り前でも金額の見当を付けやすい構成です。どちらの数字も総額ではないので、この欄だけで候補を絞れるものではありません。

  • 断熱の数値を重視する

    断熱等性能等級は 桧家住宅 6(断熱等性能等級 / 標準 / Elite One / 5〜7地域および北海道) / タマホーム 5(大安心の家シリーズ / 断熱等性能等級5対応 / 有価証券報告書記載)。ただし標準仕様の等級と特定商品の等級が混じっているので、検討する商品でも同じ値になるかを確認してからでないと、この軸では選べません。

  • 引渡し後の保証を長く見たい

    公開されている保証の表記は 桧家住宅 構造30年 / 最長60年、タマホーム 構造・防水・防蟻 初期20年 と公開されています。年数だけでなく、延長に必要な点検・補修の内容と費用まで含めて比べないと差が分かりません。

桧家住宅とタマホームを比べるときの注意点

  • 「条件付きの最長保証」の欄は両社とも60年ですが、その60年に届くまでの条件が別々です。会社データでは、桧家住宅は構造の保証について、定期点検と必要な耐久工事を実施することを条件に最長60年まで延長すると書かれています。タマホームは、長期優良住宅の認定を受けた建物について、会社と会社が指定する業者が実施する定期的な点検と、有償のメンテナンス工事を10年ごとに続けることで最長60年まで延長でき、認定がない住宅は最長で30年と書かれています。つまり片方は認定を取ることが条件に入っていて、認定を取らなければ上限そのものが変わります。ここで「点検が無料」と「直してもらえる」を混ぜないでください。桧家住宅の公式サイトは、定期点検は20年目までは無償でそれ以降は有償、延長には有償または無償の定期点検を受けたうえで、必要とされた耐久工事を有償で実施することが条件、と書いています。タマホームの公式サイトは、定期点検および必要な補修工事を行わなかった場合はその後の保証延長ができないこと、保証延長を継続しない場合は無償点検が終了することを書いています。同じ60年という数字でも、そこに至るまでに求められるものは同じではありません。

  • 表の「公開されている保証の表記」に出ている「構造30年 / 最長60年」と「構造・防水・防蟻 初期20年」は、部位のまとめ方が違うので、30と20を並べても同じものを比べたことになりません。会社データでは、桧家住宅は構造躯体30年・不同沈下30年・防水15年・防蟻20年・設備10年と部位ごとに年数が分かれています。タマホームは構造躯体・防水・防蟻・地盤の4つがそろって初期20年です。「初期保証」の行が表に出ていないのは、桧家住宅側の初期保証の年数が会社データで確定値として持たれていないためで、初期保証が無いという意味ではありません。さらに、延長でどの部位が60年に乗るのかは、タマホームの公式ページどうしで書き方が割れています。保証と点検のページは「構造躯体、防水、白蟻の初期保証部分」、大安心の家の60年保証のページは「構造躯体、防水の初期保証部分」で、白蟻が入るかどうかを断定できません。地盤保証も最長20年と注記されていて、延長の対象として挙げられている部位には入っていません。自分が心配している部位が何年なのかは、保証約款で部位ごとに確かめてください。

  • 耐震の欄は、同じ「3」が並んでいるわけではありません。桧家住宅の欄は「住宅性能表示制度 等級3」で、会社データではエリート・ワンとスマート・ワンの標準仕様という条件が付いています。タマホームの欄は「震度7想定 / 壁倍率5倍」で、これは実大の耐震実験とダンパーの説明から来た表記であって、等級そのものの表記ではありません。会社データにも、タマホームの耐震等級は商品別の標準等級として全商品一律の公式公表が確認できず、商品ページや契約する店舗での確認が必要だと書かれています。タマホームの公式の商品ページには最高等級の等級3という記載がありますが、そこにはプランや仕様によっては耐震等級が変更になる場合があるという注記と、耐震等級はモデルプラン(2階建て/4LDK/延床面積110平方メートル)による試算だという注記が付いています。住宅性能表示制度の評価書が実際に発行されるかどうかは、どちらの会社データにも書かれていません。等級はプランが固まってから決まるものなので、評価の受け方まで含めて契約前に確かめてください。

  • 断熱の行が「断熱等性能等級」の1行だけになっているのは、UA値もC値も片方しか公開していないからです。会社データでは、桧家住宅はUA値の数値が入っていません。これは断熱が弱いという意味ではなく、商品別のUA値が公式ページで画像の表として載っているため、地域別の設計値は契約前に個別確認という扱いになっているからです。タマホームのほうは、C値と全棟気密測定が公表項目に含まれないと会社データに書かれています。残った等級の6と5も、会社全体の標準として並んでいる数字ではありません。桧家住宅の6は上位モデルのエリート・ワンの標準で、対象は5〜7地域および北海道です。タマホームの5は大安心の家シリーズの値で、公式の商品ページには、プランや方位、商品仕様によって断熱等性能等級が変更となる場合があるという注記が付いています。タマホームが公開しているUA値0.23も高断熱の商品である笑顔の家の値で、公式には断熱地域区分6・7地域での水準値、1・2・3地域はG2レベルに該当すると書かれています。桧家住宅が公開しているC値0.31も全棟気密測定の実測平均で、自分の家で測った値ではありません。等級の数字を並べる前に、どの商品でどの地域に建てるのかを先に決めてください。

  • 坪単価の行に出ている2つのレンジは数字が近く見えますが、どちらも会社が出した金額ではなく、しかも別々の外部の住宅情報サイトの参考値です。会社データでは、桧家住宅の46〜90万円/坪は会社全体の参考坪単価、タマホームの46.7〜87.3万円/坪は延床35坪・約117平方メートルの参考本体価格から計算した数字で、付帯設備費と諸費用は含まれていません。見落としやすいのが、桧家住宅は公式に坪単価を出しているのに、その金額が表の行には出ていないことです。公式の金額のほうはエリート・ワンのカスタム、2階建て35坪、税別、地域差ありという条件付きで、スマート・ワンの公式坪単価は非公表だと会社データに書かれています。タマホームは商品別の公式坪単価が非公表で、仕様・地域区分・採用設備によって個別見積りが前提だと書かれています。外部の参考値が税込なのか税別なのかは、タマホーム側の会社データには書かれていません。レンジが近いことは、同じ条件で同じ金額になるという意味ではありません。

  • 標準に入るものは、会社ではなく商品ごとに決まります。会社データでは、桧家住宅の全館空調Z空調は現行の主力2商品で全棟標準搭載と書かれていますが、MAXairと極楽加湿は別途オプションで、フィルタの清掃や故障したときの対応、電気代の運用も併せて理解しておく必要があると書かれています。タマホーム側の会社データには、全館空調にあたる標準設備の記載がありません。記載が無いことは、そういう設備を扱っていないという意味ではなく、会社データでは確認できないという意味です。片方にある訴求を「どちらも」でまとめないでください。「設計の自由度」の行には、両社とも「自由設計に対応」と並びます。ただしこのひとことも、二社で同じ中身を指していません。タマホーム側は、主力の大安心の家が自由設計の商品として会社データに書かれていて、公式は柱と梁で構成する建て方だから設計の自由度が高いと、工法の側から説明しています。桧家住宅側の公式は、商品ラインナップを「CUSTOM-自由設計」と「SELECT-企画型住宅」という別のカテゴリに分けたうえで、面積が同じなら間取りや建物の形が変わっても価格が変わらない定額自由設計を採用すると、価格の決まり方の側から説明しています。面積の数え方には公式に注記が付いています。確かめる先が工法と価格に分かれるということなので、同じ言葉が並んでいても、聞くことまで同じにはなりません。「対応する家のタイプ」の行は表に出ていません。会社データに家のタイプが載っているのはタマホーム側の平屋だけで、片側にしか値が無い行は、同じ区分に両社そろう行があるときに落ちるためです。桧家住宅に平屋が無いという意味ではありません。間取りをどこまで動かせるか、どこからが追加費用かは、商品を決めてから見積書の項目で確かめてください。

  • 最後に、どこと契約して誰が点検に来るのかを、会社の名前とは分けて考えてください。会社データには、桧家住宅はFC店で契約した物件だと保証内容や点検時期が直営と異なる場合があると書かれています。タマホームは全国展開のため店舗や担当者で提案品質や連絡頻度に差が出る可能性があると書かれていて、公式サイトにも、立地条件や建物地域によって点検項目や点検にもとづく補修内容が変更される場合があると書かれています。24時間365日の受付窓口があること自体は両社の会社データに書かれていますが、片方は会員制サービスの一次対応窓口という書き方で、一次対応は補修そのものの約束ではありません。対応エリアも37都道府県と全国47都道府県で範囲が違い、桧家住宅側はどの県が対象かの一覧が会社データに入っていません。契約の相手になる会社がどこかは、どちらの会社データにも書かれていないので、必ず自分で確かめてください。会社データの売上高と従業員数はどちらも連結の数字ですが、決算期が2024年12月期と2025年5月期で違うので、最新どうしの数字として並べないでください。

両社へ確認したい質問

公開情報だけでは埋まらないところです。同じ質問を両社にすると、返ってくる形で比べられます。

  1. この坪単価には、付帯工事費・諸費用・外構は含まれますか。含まれないものを一覧で出してください。

    なぜ聞くか:表に出ている 桧家住宅 46〜90万円/坪(桧家住宅全体の参考) / タマホーム 46.7〜87.3万円/坪(外部参考値) は、どちらも本体価格や参考値であって、総額ではないため。

  2. 検討している商品では、断熱等性能等級はいくつになりますか。標準仕様ですか、オプションですか。

    なぜ聞くか:公開されている値は 桧家住宅 6(断熱等性能等級 / 標準 / Elite One / 5〜7地域および北海道)、タマホーム 5(大安心の家シリーズ / 断熱等性能等級5対応 / 有価証券報告書記載) で、標準仕様の等級と特定商品の等級が混じっているから。商品が変われば同じ値にならない。

  3. その60年の延長条件に、長期優良住宅の認定は入りますか。入る場合、認定の申請費用は誰が払いますか。延長のためには何年目に、どの部位に、いくらの工事が必要ですか。

    なぜ聞くか:表では最長保証が両社とも60年で並びますが、片方は長期優良住宅の認定を受けた建物に限られ、認定がない住宅は最長で30年と会社データに書かれています。公式サイトには、認定の申請にあたっては別途申請費用が必要で、プランや諸条件によっては対応できない場合があるとも書かれているため。

  4. 定期点検そのものの費用と、点検で必要と言われた工事の費用は、それぞれ何年目からどちらが払いますか。延長の対象になる部位に、防蟻と地盤は入りますか。

    なぜ聞くか:延長の条件には両社とも有償の工事が入っていて、点検が無償でも補修まで無償とは限りません。延長でどの部位が対象になるかは、タマホーム側の公式ページどうしで白蟻を含むかどうかの書き方が割れていて、地盤保証は最長20年と別に注記されているため。

  5. 建築予定地の地域区分では、検討している商品の断熱等性能等級はいくつになりますか。UA値やC値は測ったうえで書面でもらえますか。

    なぜ聞くか:表に残る断熱の行は等級の1行だけで、その6と5は別々の商品について公開されている値です。会社データには桧家住宅のUA値が入っておらず、タマホーム側はC値と全棟気密測定が公表項目に含まれないと書かれているため。

  6. いま話を聞いている窓口は直営ですか、それともFC店や別会社ですか。契約書に出る会社名と保証書を出す会社はどこになりますか。点検の項目や補修の内容は、建てる場所によって変わりますか。

    なぜ聞くか:桧家住宅の会社データには、FC店で契約した物件は保証内容や点検時期が直営と異なる場合があると書かれています。タマホーム側も公式サイトに、立地条件や建物地域によって点検項目や補修内容が変更される場合があると書かれていて、契約の相手になる会社はどちらの会社データにも記載が無いため。

この2社以外とも比べる

比較表では最大4社まで並べられます。会社を入れ替えても、項目はこのページと同じです。

出典と確認日

このページの数値は、下の会社ページに掲載している公開情報から取っています。数値の元になった各社の公式ページは、会社ページの出典欄に記載しています。

このページの情報は2026年7月28日時点のものです。掲載後に各社が内容を更新している場合があります。

会社データ評価は、各社が公開している情報を同じ基準で整理・採点したものです。採点方法を見る