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イエベース住宅会社比較カルテ

アイ工務店と桧家住宅の違いを比較

どちらも木造で注文住宅を手がける会社ですが、公開している数字の作り方が違うので、両社そろって並ぶ行と、片側にしか値が無くて出ない行があります。断熱では、アイ工務店がUA値を公開しているのに対して桧家住宅は会社データにUA値の数値が入っていないため、UA値の行は出ず、断熱等性能等級とC値の2行だけになります。保証も「初期保証」の行は出ず、それぞれが公開している保証の文言と、条件付きの最長保証の年数が並びます。その70年と60年は、対象になる部位も延長の条件も別々に決まっている数字なので、年数の大小だけで読まないでください。対応エリアも47都道府県と37都道府県で範囲が違うので、まず建築予定地が対象に入るかどうかから確かめてください。

どちらが優れているかの判定はしていません。数値の対象になる商品やプランは会社ごとに違うので、 同じ条件で出した見積りを比べたものとしては読まないでください。

30秒で分かる違い

  1. 施工できる地域が違う

    アイ工務店
    47都道府県公式の住宅展示場一覧を数えると337件(2026年8月23日時点 / 既オープン325件+オープン予定12件 / AI-STUDIO 8件を含む)
    桧家住宅
    37都道府県公式展示場166件

    建てられる場所がそもそも違うので、ここが合わない会社は先に外れます。

  2. 坪単価の元になっている数字が違う

    アイ工務店
    74.4〜99.6万円/坪外部参考値
    桧家住宅
    46〜90万円/坪桧家住宅全体の参考

    各社の下に、その数字の出どころを書いています。

  3. 構造・工法の書かれ方が違う

    アイ工務店
    木造軸組工法耐震等級3相当 / ベタ基礎
    桧家住宅
    木造ハイブリッド軸組+2×4の構造思想
  4. 断熱等性能等級の公称値の出どころが違う

    アイ工務店
    6相当(N-ees / 標準仕様)プランにより一部仕様が異なる場合あり / N-ees系で断熱等級6相当の標準仕様を訴求
    桧家住宅
    6断熱等性能等級 / 標準 / Elite One / 5〜7地域および北海道

    どちらも会社全体の平均ではありません。各社の下に、その値がどの商品・どのプランのものかを書いています。

  5. 保証の年数と延ばし方が違う

    アイ工務店
    構造・防水・防蟻 初期30年 / 最長70年
    桧家住宅
    構造30年 / 最長60年

アイ工務店

AI KOUMUTEN Co., Ltd.

アイ工務店は、株式会社アイ工務店が手がける注文住宅で、法人名とブランド名が同じです。2010年設立、本社は大阪府大阪市北区で、戸建注文住宅の販売・設計・施工とリフォーム工事を主な事業としています。資本金1億円の非上場、構造は木造軸組工法で、対応エリアは全国47都道府県です。公式の住宅展示場一覧を数えると337件です(2026年8月23日時点 / 既オープン325件+オープン予定12件 / AI-STUDIO 8件を含む)。会社データに載っている従業員数と売上高は単体の数字なので、連結でまとめられた数字と並べても規模の比較にはなりません。契約の相手になる会社が本社なのか各拠点なのかは会社データに記載が無いので、問い合わせのときに確かめてください。

会社データ評価5段階中4.6
アイ工務店の詳細を見る

桧家住宅

Hinokiya Group Co., Ltd.

桧家住宅は、株式会社ヒノキヤグループの「桧家住宅カンパニー」が展開する注文住宅ブランドです。会社データの正式社名も「株式会社ヒノキヤグループ 桧家住宅カンパニー」で、2023年7月にカンパニー制へ移り、住宅事業は3つのカンパニーに分かれています。公式の資料を読むときは、それが桧家住宅カンパニーの話なのか、グループ全体や別のカンパニーの話なのかを見分ける必要があります。設立は1988年10月、本社は東京都千代田区、資本金1億円で、2022年4月の完全子会社化にともなって上場廃止となり、いまは非上場です。会社データに載っている従業員数と売上高は連結の数字で、アイ工務店側の単体の数字とは集計の範囲が違います。対応エリアは37都道府県、公式の展示場は166件と公開されていますが、どの県が対象かの一覧は会社データに入っていません。会社データには、FC店で契約した物件は保証内容や点検時期が直営と異なる場合があると書かれているので、契約の相手と保証書の条件は書面で確かめてください。

会社データ評価5段階中4.7
桧家住宅の詳細を見る

共通しているところ、違うところ

両社そろって公開している項目だけを取り上げています。値の出所と適用条件は「項目ごとに並べて確認する」に書いています。

共通しているところ

  • 構造の種別どちらも 木造
  • 設計の自由度どちらも 自由設計に対応

違うところ

「30秒で分かる違い」に出した5件を除いた残りです。

  • C値(気密)アイ工務店 0.32桧家住宅 0.31
  • 耐震アイ工務店 住宅性能表示制度 等級3相当桧家住宅 住宅性能表示制度 等級3
  • 条件付きの最長保証アイ工務店 70年桧家住宅 60年
  • 主な商品ラインナップアイ工務店 N-ees・HILLUS・N-ees H桧家住宅 The Elite One・Smart One・Smart One EGシリーズ

項目ごとに並べて確認する

両社そろって公開されている項目だけを 12 行並べています。 どちらも公開していない項目と、片方だけの任意項目は、並べても比較にならないので出していません。 数値の下にあるのが、その値の出所と適用条件です。

→ 横にスクロールすると桧家住宅の列が見えます。項目名の列は左に残ります。

アイ工務店桧家住宅の公開情報の比較表
項目アイ工務店桧家住宅
坪単価の目安会社ごとに算出の元が違います。同じ条件の見積り比較ではありません74.4〜99.6万円/坪外部参考値46〜90万円/坪桧家住宅全体の参考
対応エリア会社が公開している対応エリアの表記です。展示場・拠点の所在地ではありません47都道府県公式の住宅展示場一覧を数えると337件(2026年8月23日時点 / 既オープン325件+オープン予定12件 / AI-STUDIO 8件を含む)37都道府県公式展示場166件
構造の種別木造木造
公開されている工法の表記木造軸組工法耐震等級3相当 / ベタ基礎木造ハイブリッド軸組+2×4の構造思想
断熱等性能等級会社が公開している表記のままです。「等級6」と「等級6相当」は同じではありません6相当(N-ees / 標準仕様)プランにより一部仕様が異なる場合あり / N-ees系で断熱等級6相当の標準仕様を訴求6断熱等性能等級 / 標準 / Elite One / 5〜7地域および北海道
C値(気密)数値が小さいほど隙間が少ない0.32㎠/㎡ / 全棟実測平均 / 2023年6月契約物件以降の第三者全棟測定平均0.31㎠/㎡ / 実測平均 / 全棟気密測定 / 公式商品ページ掲載値
耐震会社が公開している表記のままです。「等級3」と「等級3相当」は同じではありません住宅性能表示制度 等級3相当ベタ基礎・耐震耐力壁、大学連携の実大振動実験住宅性能表示制度 等級3Elite One・Smart One 標準仕様
公開されている保証の表記会社ページに載っている文言そのままです構造・防水・防蟻 初期30年 / 最長70年構造30年 / 最長60年
条件付きの最長保証延長には所定の点検と有償のメンテナンスが要ります。対象の部位も条件も会社ごとに違います70年60年
主な商品ラインナップN-ees・HILLUS・N-ees HThe Elite One・Smart One・Smart One EGシリーズ
設計の自由度自由設計に対応自由設計に対応
情報の確認日2026年7月28日2026年7月28日

坪単価と価格の出し方

アイ工務店は74.4〜99.6万円/坪、桧家住宅は46〜90万円/坪と公開されています。表示上の数値が重なるのは74.4〜90万円/坪の範囲で、幅は約15.6万円/坪です。ただしこれは数字の見た目が重なるというだけで、予算に合うかどうかの判定にはなりません。同じ条件で見積りを取ってから比べてください。

アイ工務店の数字は外部参考値、桧家住宅の数字は桧家住宅全体の参考です。算出の元が違うので、そのまま引き算しないでください。

アイ工務店の価格の出し方

外部参考値の坪単価レンジ:74.4〜99.6万円

公式の商品ページに金額の掲載はなく、個別見積りが前提です。

このほかに、公式ページで金額を出していない区分が1件あります。

桧家住宅の価格の出し方

桧家住宅全体の参考レンジ:46〜90万円/坪

  • The Elite One / エリート・ワン61.1〜63.4万円/坪〜

このほかに、公式ページで金額を出していない区分が1件あります。

対応エリアの重なり

アイ工務店は47都道府県、桧家住宅は37都道府県と公開しています。桧家住宅は件数だけを公開していて都道府県名が分からないため、このページでは重なる地域の具体名を書きません。建築地が対象に入るかは直接確認してください。

桧家住宅の表記に添えられている「公式展示場166件」は拠点や展示場の数で、施工できる地域の広さではありません。

断熱・耐震・構造

値の性格は会社ごとに違います。特定の商品・プランの公称値のこともあれば、 全棟実測の平均のこともあります。その値が何のものかは「項目ごとに並べて確認する」に書いています。

断熱等性能等級

アイ工務店
6相当(N-ees / 標準仕様)プランにより一部仕様が異なる場合あり / N-ees系で断熱等級6相当の標準仕様を訴求
桧家住宅
6断熱等性能等級 / 標準 / Elite One / 5〜7地域および北海道

C値(気密)

アイ工務店
0.32㎠/㎡ / 全棟実測平均 / 2023年6月契約物件以降の第三者全棟測定平均
桧家住宅
0.31㎠/㎡ / 実測平均 / 全棟気密測定 / 公式商品ページ掲載値

耐震

アイ工務店
住宅性能表示制度 等級3相当ベタ基礎・耐震耐力壁、大学連携の実大振動実験
桧家住宅
住宅性能表示制度 等級3Elite One・Smart One 標準仕様

構造の種別

アイ工務店
木造
桧家住宅
木造

公開されている工法の表記

アイ工務店
木造軸組工法耐震等級3相当 / ベタ基礎
桧家住宅
木造ハイブリッド軸組+2×4の構造思想

保証とアフターサービス

アイ工務店

  • 構造・防水・防蟻 初期30年 / 最長70年構造躯体・防水・防蟻の初期保証は30年で、定期点検受診と30年目以降の有償メンテナンス実施を条件に延長、最長70年保証の運用です。木造住居専用が対象、業界トップ層の長期保証群と比較しても初期30年水準は厚めの設計です。
  • 地盤20年 / 設備10年地盤保証は20年・1事故最大2,000万円・保険期間通算最大5,000万円。住宅設備機器保証は10年。延長条件として全定期点検の受診と30年目以降の同社指定有償メンテナンス工事の実施が前提となります。ここに出てくる延長の条件が、この枠に掛かるのか、同じ会社のほかの保証に掛かるのかは、 この枠の書き方だけでは切り分けられません。対象は保証書でご確認ください。

節目:0年 引渡し / 10年 住宅設備機器保証満了 / 20年 地盤保証満了 / 30年 構造・防水・防蟻 初期保証満了 / 有償メンテで延長 / 70年 構造・防水・防蟻 最長保証上限

桧家住宅

  • 構造30年 / 最長60年構造躯体30年、不同沈下30年、防水15年、防蟻20年、設備10年の初期保証を運用します。定期点検と必要な耐久工事を実施する条件で構造保証は最長60年まで延長され、業界トップ層の延長型と同水準の年数です。
  • 24時間365日受付 / オーナーズApp住まいのコンシェルジュデスクが24時間365日体制で住まいの相談を受け付けます。ヒノキヤオーナーズAppで点検履歴・連絡を一元管理し、2024年10月には超長期保証の運用も開始しました。FC店契約物件は内容・点検時期が異なる場合があります。

節目:0年 引渡し / 10年 設備保証 / 防水15年運用中 / 20年 防蟻保証満了 / 30年 構造躯体初期保証満了 / 延長条件確認 / 60年 構造保証延長運用上限

上に出ているのは、各社が公開している保証の枠組みです。対象の部位・延長の前提・点検の節目は 各社が公開していますが、対象部位の完全な内訳と、延長のときに必要になる工事の仕様・ 個別の金額・免責の範囲までは書かれていません。契約前に保証書で確認してください。

商品と設計の自由度

アイ工務店の主な商品

  • N-ees
  • HILLUS / ヒルズ
  • N-ees H / 北海道仕様

桧家住宅の主な商品

  • The Elite One / エリート・ワン
  • Smart One / スマート・ワン
  • Smart One EGシリーズ

設計の自由度は アイ工務店 自由設計に対応桧家住宅 自由設計に対応 と公開されています。

条件別に候補を残しやすいのはどちらか

総合的にどちらが良いかは決めていません。優先する条件を先に決めたときに、公開情報のうえで候補として残しやすいのはどちらか、という整理です。

  • 建てる場所が決まっている

    アイ工務店は47都道府県、桧家住宅は37都道府県。建築地が対象に入るかで候補が絞られます。ここが合わない会社は、ほかの条件を見る前に外れます。

  • 予算の上限を先に決めている

    坪単価の目安は アイ工務店 74.4〜99.6万円/坪(外部参考値)、桧家住宅 46〜90万円/坪(桧家住宅全体の参考) と公開されています。桧家住宅はThe Elite One / エリート・ワン 61.1〜63.4万円/坪〜を公式に出しているので、見積り前でも金額の見当を付けやすい構成です。どちらの数字も総額ではないので、この欄だけで候補を絞れるものではありません。

  • 断熱の数値を重視する

    断熱等性能等級は アイ工務店 6相当(N-ees / 標準仕様)(プランにより一部仕様が異なる場合あり / N-ees系で断熱等級6相当の標準仕様を訴求) / 桧家住宅 6(断熱等性能等級 / 標準 / Elite One / 5〜7地域および北海道)。ただし標準仕様の等級と特定商品の等級が混じっているので、検討する商品でも同じ値になるかを確認してからでないと、この軸では選べません。

  • 引渡し後の保証を長く見たい

    公開されている保証の表記は アイ工務店 構造・防水・防蟻 初期30年 / 最長70年、桧家住宅 構造30年 / 最長60年 と公開されています。年数だけでなく、延長に必要な点検・補修の内容と費用まで含めて比べないと差が分かりません。

アイ工務店と桧家住宅を比べるときの注意点

  • 断熱等性能等級の欄は「6相当」と「6」で、同じ6ではありません。アイ工務店はN-eesの標準仕様を6相当と公開し、プランにより一部仕様が異なる場合があると注記しています。桧家住宅はエリート・ワンの標準として「断熱等性能等級6」、対象は5〜7地域および北海道と書かれています。「相当」は制度の等級を取得したという意味ではないので、同じ等級として扱わないでください。UA値の行が出ていないのは、桧家住宅の会社データにUA値の数値が入っていないからです。これは断熱が弱いという意味ではなく、商品別のUA値が公式ページで画像の表として載っているためで、地域別の設計値は契約前に個別確認という扱いになっています。アイ工務店が公開しているUA値0.28もN-eesの値で、会社全体の平均ではありません。

  • 耐震の欄も表記が違います。アイ工務店は「住宅性能表示制度 等級3相当」、桧家住宅は「住宅性能表示制度 等級3」で、桧家住宅のほうにはエリート・ワンとスマート・ワンの標準仕様という条件が付いています。「相当」が付くかどうかは制度の評価を受けたかどうかに関わるので、同じ等級として並べないでください。ただし、住宅性能表示制度の評価書が実際に発行されるのかどうかは、どちらの会社データにも書かれていません。等級はプランが固まってから確定するものなので、評価の受け方まで含めて契約前に確かめてください。

  • C値の0.32と0.31は、測り方の説明が違う数字です。アイ工務店は2023年6月契約物件以降の第三者による全棟測定の平均で、社内の約束値は0.5以下と書かれています。桧家住宅は全棟気密測定を実施した実測平均で、公式商品ページの掲載値ですが、測るのが第三者かどうかと、いつ以降の物件が対象かは会社データに書かれていません。どちらも平均であって、自分が建てる家で測った値ではありません。そろっていない条件どうしの数字なので、0.01の差を性能差として読まないでください。

  • 保証はひとつの年数でまとめないでください。会社データでは、アイ工務店は構造・防水・防蟻がいずれも初期30年で、地盤保証20年と住宅設備機器保証10年が別枠です。桧家住宅は構造躯体30年・不同沈下30年で、防水は15年、防蟻は20年、設備は10年と部位ごとに年数が分かれています。同じ「30年」でも、その中に入っている部位が違うということです。表に「初期保証」の行が出ていないのは、桧家住宅側の初期保証の年数が会社データで確定値として持たれていないためで、初期保証が無いという意味ではありません。自分が心配している部位が何年なのかを、保証書で部位ごとに確かめてください。

  • 「条件付きの最長保証」の70年と60年は、どちらも何もしなくても続く年数ではありません。アイ工務店の70年は構造・防水・防蟻が対象で、すべての定期点検を受けることと、30年目以降に会社が必要と判断した有償メンテナンス工事を行うことが前提、対象は木造の住居専用と書かれています。桧家住宅の60年は構造の保証の運用上限で、定期点検と必要な耐久工事を実施することが条件です。ここで「点検が無料」と「直してもらえる」を混ぜないでください。桧家住宅の公式サイトは、定期点検は20年目までは無償でそれ以降は有償、延長には点検を受けたうえで必要とされた耐久工事を有償で実施することが条件、と書いています。アイ工務店側は点検そのものの費用が会社データに書かれていません。延長のために何年目に何をしていくらかかるのかを、見積りの段階で聞いてください。

  • 坪単価の行に出ている金額は、どちらも会社が公表した金額ではなく、外部の住宅情報サイトの参考値です。しかも数字が指す範囲が違います。桧家住宅の46〜90万円/坪は会社全体の参考レンジで、公式に出している坪単価のほうは自由設計型の商品・2階建て35坪・税別・エリアにより異なるという条件付きのため、表の行には出ていません。アイ工務店は公式の坪単価が非公表で、表の74.4〜99.6万円/坪は主力商品N-eesについての外部参考値です。会社データにある本体価格の目安も、その外部参考値をもとにした試算で、本体価格だけの金額です。付帯工事・諸費用・外構は別で、この参考値が税込か税別かはどちらの会社データにも書かれていません。坪単価と本体価格、税込と税別をそろえないまま金額を並べても、比べたことにはなりません。

  • 標準に入るものは、会社単位ではなく商品単位で決まります。桧家住宅の全館空調Z空調は現行の主力2商品で全棟標準と書かれていますが、MAXairと極楽加湿は別途オプションで、フィルターの清掃や故障したときの対応、電気代の考え方も併せて理解しておく必要があると会社データに書かれています。断熱等級6もエリート・ワンの5〜7地域および北海道での標準で、全商品・全地域の話ではありません。アイ工務店側も、1cm刻みのプランニングやUA値0.28は主力商品N-eesについての説明で、上位ブランドのHILLUSは公式坪単価が非公表の個別見積り、北海道仕様のN-ees Hは北海道エリア限定です。「設計の自由度」の行には、両社とも「自由設計に対応」と並びます。ただしこのひとことは、二社で同じ中身を指していません。アイ工務店側の自由度の説明は、いま書いた1cm刻みのプランニングと、スキップフロアや0.5階・1.5階といった縦空間の使い方です。桧家住宅側の公式は、商品ラインナップを「CUSTOM-自由設計」と「SELECT-企画型住宅」という別のカテゴリに分けたうえで、面積が同じなら間取りや建物の形が変わっても価格が変わらない定額自由設計を採用する、と書いています。面積の数え方には公式に注記が付いているので、何をもって同じ面積とするかは確かめてください。寸法をどこまで刻めるかという説明と、面積を基準に価格を動かさない仕組みの説明なので、同じ「自由設計」でも読む軸が違います。桧家住宅側は商品ごとの説明に「セミオーダー式の自由設計」と「多彩なプランから選べる企画型住宅」の両方が並ぶので、どの商品を選ぶかで動かせる範囲も変わります。「対応する家のタイプ」の行は出ていません。会社データの家のタイプ欄が両社とも空だからで、建て方の選択肢が同じという意味でも、平屋などを扱っていないという意味でもありません。間取りをどこまで動かせるか、どこからが追加費用かは、商品を決めてから見積書の項目で確かめてください。

両社へ確認したい質問

公開情報だけでは埋まらないところです。同じ質問を両社にすると、返ってくる形で比べられます。

  1. この坪単価には、付帯工事費・諸費用・外構は含まれますか。含まれないものを一覧で出してください。

    なぜ聞くか:表に出ている アイ工務店 74.4〜99.6万円/坪(外部参考値) / 桧家住宅 46〜90万円/坪(桧家住宅全体の参考) は、どちらも本体価格や参考値であって、総額ではないため。

  2. 検討している商品では、断熱等性能等級はいくつになりますか。標準仕様ですか、オプションですか。

    なぜ聞くか:公開されている値は アイ工務店 6相当(N-ees / 標準仕様)(プランにより一部仕様が異なる場合あり / N-ees系で断熱等級6相当の標準仕様を訴求)、桧家住宅 6(断熱等性能等級 / 標準 / Elite One / 5〜7地域および北海道) で、標準仕様の等級と特定商品の等級が混じっているから。商品が変われば同じ値にならない。

  3. 建築予定地の地域区分では、検討している商品の断熱等性能等級とUA値はいくつになりますか。その等級は住宅性能表示制度の評価を受けたものですか、それとも「相当」ですか。

    なぜ聞くか:表の断熱等性能等級は「6相当」と「6」で表記が分かれています。桧家住宅の6はエリート・ワンの5〜7地域および北海道での標準、アイ工務店の6相当はN-ees系の標準として公開されている値で、桧家住宅側は会社データにUA値の数値が入っておらず地域別の設計値は個別確認という扱いのため。

  4. 自分が建てる家でも気密測定をしますか。する場合、測るのは第三者ですか。測った数値は引渡しのときに書面でもらえますか。

    なぜ聞くか:表のC値は両社とも実測の平均値で、自分の家の値ではありません。アイ工務店は第三者による全棟測定であることと対象時期を公開していますが、桧家住宅側は測定主体と対象時期が会社データに書かれていないため。

  5. 保証を延長するには、何年目に、どの部位に、いくらの工事が必要ですか。定期点検そのものの費用と、点検で必要と言われた工事の費用は、それぞれどちらが払いますか。

    なぜ聞くか:最長70年も最長60年も条件付きで、延長には有償のメンテナンス工事や耐久工事が入ります。部位ごとの初期年数も違い、点検が無償でも補修まで無償とは限りません。アイ工務店側は点検そのものの費用が会社データに書かれていないため。

  6. いま話を聞いている窓口は直営ですか。契約書に出る会社名と保証書を出す会社はどこになりますか。建築予定地はその会社の対応エリアに入っていますか。

    なぜ聞くか:桧家住宅の会社データには、FC店で契約した物件は保証内容や点検時期が直営と異なる場合があると書かれています。アイ工務店側は契約の相手になる会社について会社データに記載がありません。対応エリアも47都道府県と37都道府県で違い、桧家住宅側はどの県が対象かの一覧が会社データに入っていないため。

この2社以外とも比べる

比較表では最大4社まで並べられます。会社を入れ替えても、項目はこのページと同じです。

出典と確認日

このページの数値は、下の会社ページに掲載している公開情報から取っています。数値の元になった各社の公式ページは、会社ページの出典欄に記載しています。

このページの情報は2026年7月28日時点のものです。掲載後に各社が内容を更新している場合があります。

会社データ評価は、各社が公開している情報を同じ基準で整理・採点したものです。採点方法を見る