対応エリアの表記が違う
- 広島建設 / セナリオハウス
- 千葉県・東京都・埼玉県・茨城県の一部4都県
- 一条工務店
- 45都道府県沖縄県・高知県を除く / 拠点数 約510はグループ関連企業なども含む公式統計(2026年3月31日現在) / 公式展示場検索の掲載も45都道府県
何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。
「広島建設」は会社の名前で、社名だけを見ると広島県の会社に読めますが、2026年8月20日に見た公式の企業情報に載っている本社は千葉県柏市豊四季で、企業概要にも沿革にも広島県の所在地は出てきません。その沿革には、1968年に広島興業として創業し、1975年に広島建設株式会社へ商号変更、1990年と1991年にも商号の入れ替わりがあり、注文住宅事業への参入は1992年、「セナリオハウス」というブランドの誕生は2011年と書かれています。一条工務店は1978年9月設立で、公式の会社概要は拠点を沖縄県と高知県を除く全国約510拠点と47の工場・物流拠点と書いています。どちらも木造で家を建てますが、その1語の中で公式が付けている条件は逆を向いていて、片方は全棟で構造計算を実施すると書いたうえで「※ツーバイフォー工法は除く」という例外を置き、もう片方は断熱等級6の標準に「※枠組壁工法商品に限る」という限定を置いています。数字や言葉がそろって見えるところほど、どんな条件の下での値なのかを読み分ける必要があります。
どちらが優れているかの判定はしていません。数値の対象になる商品やプランは会社ごとに違うので、 同じ条件で出した見積りを比べたものとしては読まないでください。
何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。
数字は算出元と適用条件をそろえて読んでください。
どちらも会社全体の平均とは限りません。値は出所の適用条件と合わせて読んでください。
HIROSHIMA KENSETSU Co., Ltd. / Scenario House
広島建設株式会社。2026年8月20日に見た公式の企業概要は、商号 広島建設 株式会社、設立 昭和45年4月14日(創業 昭和43年8月)、本社 〒277-0863 千葉県柏市豊四季1004番地 広島建設豊四季ビル、代表取締役 島田秀貴、資本金 8,000万円、社員数 290名で、売上高は2021年3月期から2025年3月期までの5期が並び、直近は262億円でした。事業内容は注文住宅、分譲住宅、公共施設・中高層建築、リフォーム、不動産関連、太陽光・風力発電事業と広く、免許は特定建設業許可 国土交通大臣許可(特-6)第18588号、一級建築士事務所登録 千葉県知事登録 第1-2208-8301号、宅地建物取引業免許 国土交通大臣 (6)第5969号が載っています。注文住宅のブランドは「セナリオハウス」だけではなく、店舗併用住宅や賃貸併用住宅、多世帯住宅を掲げる「東京ノイエ」も同じ会社の中に並んでいます。分譲住宅も同じ社名で売っていますが、その基本仕様のページは工法を2×4か在来と書くだけで、保証の年数も断熱の等級も気密の数値も載っていません。公表されている性能と保証の値は注文住宅のブランド側のものなので、分譲の住宅を買う場合に同じ条件が付くかどうかは別に確かめてください。なお公式のお知らせには、2026年4月1日付のグループ再編で管理部門の業務がセナリオ広島GHD株式会社へ移り、本部機能が柏末広町ビルへ集約されたと書かれています。ただし出資比率も持株関係も、そのお知らせにも企業情報のページにも書かれていません。
ICHIJO Co., Ltd.
株式会社一条工務店。2026年8月20日に見た公式の会社概要は、設立 1978年9月、本社 東京都江東区木場5-10-10、浜松本社 静岡県浜松市中央区大久保町1227-6、代表取締役社長 牧野 克彦、資本金 2億5,460万円、従業員数 約7,600名、売上高 約6,251億円、事業内容「住宅設計・施工・販売・メンテナンスなど」、拠点数「沖縄県・高知県を除く全国約510拠点、47工場・物流拠点」でした。これらには「株式会社一条工務店だけでなくグループ関連企業なども含めた、2026年3月31日現在の数字です」という注記が付いていて、株式会社一条工務店1社の数字として読める形にはなっていません。社名に「工務店」と入りますが、公開されている拠点は全国規模です。公式の商品一覧には、グラン・スマート、アイ・スマート、アイ・キューブ、ナチュリアのほかに、グラン・セゾン、セゾン、セゾンA、ブリアール、百年という軸組の工法で建てる商品も並び、平屋・3階建て・二世帯住宅という建て方の区分も置かれています。断熱の等級がどこまで標準になるかは、この工法の選び方で変わります。土地と建売・分譲住宅を探すページも公式にあり、そちらは注文住宅と条件が同じだとは書かれていません。
両社そろって公開している項目だけを取り上げています。値の出所と適用条件は「項目ごとに並べて確認する」に書いています。
「30秒で分かる違い」に出した5件を除いた残りです。
両社そろって公開されている項目だけを 11 行並べています。 どちらも公開していない項目と、片方だけの任意項目は、並べても比較にならないので出していません。 数値の下にあるのが、その値の出所と適用条件です。
→ 横にスクロールすると一条工務店の列が見えます。項目名の列は左に残ります。
| 項目 | 広島建設 / セナリオハウス | 一条工務店 |
|---|---|---|
| 坪単価の目安会社ごとに算出の元が違います。同じ条件の見積り比較ではありません | 約60〜75万円/坪外部ポータル契約者事例 / 本体2,000〜2,500万円 / 34坪換算 | 50〜105万円/坪外部参考値 |
| 対応エリア会社が公開している対応エリアの表記です。何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください | 千葉県・東京都・埼玉県・茨城県の一部4都県 | 45都道府県沖縄県・高知県を除く / 拠点数 約510はグループ関連企業なども含む公式統計(2026年3月31日現在) / 公式展示場検索の掲載も45都道府県 |
| 構造の種別 | 木造 | 木造 |
| 公開されている工法の表記 | 木造軸組系 | 枠組壁工法系 |
| UA値数値が小さいほど熱が逃げにくい。会社全体の平均ではなく、下に書いた出所の条件での値です | 0.46W/㎡K / warm vitaモデル | 0.25W/㎡K / i-smart モデルプラン |
| 断熱等性能等級会社が公開している表記のままです。「等級6」と「等級6相当」は同じではありません | 6断熱等性能等級6まで対応(※一部商品) | 断熱等性能等級6–7(等級6は枠組壁工法商品に限る / 等級7はグラン・スマート・アイ・スマート)地域により対応商品が一部異なる / 建築地・プラン・採用仕様により等級6・等級7を満たせない場合あり |
| C値(気密)数値が小さいほど隙間が少ない | 0.45㎠/㎡ / 公式表記平均 | 0.59㎠/㎡ / 平均実測値 |
| 耐震会社が公開している表記のままです。「等級3」と「等級3相当」は同じではありません | 構造計算+MIRAIE標準(採用制限)構造計算+MIRAIE標準 | 耐震等級3 |
| 主な商品ラインナップ | SOPRA・SOPRA-FLAT・warm vita | グラン・スマート・アイ・スマート・HUGme |
| 設計の自由度 | 自由設計に対応 | 自由設計に対応 |
| 情報の確認日 | 2026年7月28日 | 2026年7月28日 |
広島建設 / セナリオハウスは約60〜75万円/坪(外部ポータル契約者事例 / 本体2,000〜2,500万円 / 34坪換算)、一条工務店は50〜105万円/坪(外部参考値)。税区分と価格基準がそろっていることを確認できないため、共通区間は算出していません。
付帯工事・諸費用・外構・税の扱いは、両社から同じ条件の見積書を取り、内訳を確認してください。
外部ポータル契約者事例:本体2,000〜2,500万円 / 34坪換算 約60〜75万円/坪
外部参考値の坪単価レンジ:50〜105万円
広島建設 / セナリオハウスは千葉県・東京都・埼玉県・茨城県の一部(4都県)、一条工務店は45都道府県(沖縄県・高知県を除く / 拠点数 約510はグループ関連企業なども含む公式統計(2026年3月31日現在) / 公式展示場検索の掲載も45都道府県)。何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。
値の性格は会社ごとに違います。特定の商品・プランの値、実測の平均、 制度の基準に合わせた値などがあります。その値が何のものかは「項目ごとに並べて確認する」に書いています。
節目:0年 引渡し / 10年 フィルター10年分無償提供 / 30年 条件を満たした場合の保証延長の上限
上に出ているのは、各社が公開している保証の枠組みです。一条工務店は、 対象部位の内訳と有償メンテナンスの中身を「保証書で書面確認が前提」としていて、 会社ページの範囲では部位ごとの内訳までは分かりません。 延長のときに必要になる工事の仕様・個別の金額・免責の範囲は、どちらの公開情報にも書かれていません。 契約前に保証書で対象と条件を確認してください。
設計の自由度は、広島建設 / セナリオハウス 自由設計に対応 / 一条工務店 自由設計に対応 です。
総合的にどちらが良いかは決めていません。優先する条件を先に決めたときに、公開情報のうえで候補として残しやすいのはどちらか、という整理です。
広島建設 / セナリオハウスは千葉県・東京都・埼玉県・茨城県の一部(4都県)、一条工務店は45都道府県(沖縄県・高知県を除く / 拠点数 約510はグループ関連企業なども含む公式統計(2026年3月31日現在) / 公式展示場検索の掲載も45都道府県)。何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。
坪単価の目安は、広島建設 / セナリオハウス 約60〜75万円/坪、一条工務店 50〜105万円/坪 です。一条工務店はHUGme 本体1,490万円〜、HUGme fam W 本体1,630万円〜(寒冷地専用)/ 北海道専用モデルは本体1,710万円〜を公式に出しているので、見積り前でも金額の見当を付けやすい構成です。付帯工事・諸費用・外構・税の扱いは、両社から同じ条件の見積書を取り、内訳を確認してください。
UA値は 広島建設 / セナリオハウス 0.46(W/㎡K / warm vitaモデル) / 一条工務店 0.25(W/㎡K / i-smart モデルプラン)。ただしどちらも出所の条件つきの値なので、検討する商品でも同じ値になるかを確認してからでないと、この軸では選べません。
保証の年数は、掛かる部位ごとに分けて読む必要があります。公式は「『構造耐力上主要な部分』において10年間よりも長い20年間を保証期間としています。」と書き、「雨水の侵入を防止する部分」については品確法により引渡しから10年間責任を負うと、別の文で書いています。20年が掛かるのは構造の部分で、雨水の侵入を防ぐ部分はその半分の年数という分け方です。公式が構造耐力上主要な部分を20年、雨水の侵入を防止する部分を10年と書き分けている以上、この2つを1つにまとめて20年と読まないでください。延長のほうにも条件が並びます。「当社が行う定期点検および必要な有償メンテナンス工事を実施していただくことで、お引渡しから最長30年間、10年毎の延長保証を受けることができます。」という説明のほかに、補修工事の開始期限が10年点検の実施から3か月以内または引渡日から123か月以内であること、賃貸住宅や店舗は定期点検・短期保証の対象外であること、広島建設が直接施工した住宅に限ることも同じページに書かれています。引渡しから最長50年という数字もありますが、こちらは延長保証のあとに続くアフターサポートで、保証の年数ではありません。もう一方も上限として30年という数字を公表していますが、無条件で付く年数ではありません。公式のアフターサポートは、無料点検と無償のシロアリ予防工事、防水について同社が必要と判断した場合の無償補修工事を受けること、そして15年目の無償点検で有償の工事が必要と判断されたときにその工事を受けることで、最長30年目まで延長できると案内しています。無条件の初期保証が何年なのかは公式に明示がなく、短期保証は商品によって保証期間が異なるとも書かれています。同じ「30年」でも、そこへ届くまでに要る点検と工事の中身は別々に書かれた条件なので、年数だけを突き合わせても比較にはなりません。そのアフターサポートのページに年数として載っているのは、換気システムのフィルター10年分の無償提供と、15年目の無償点検、そして条件を満たしたときの最長30年目までです。2026年8月20日に見たかぎり、20年目や50年目を点検や保証の節目として示す記載は、そのページには見当たりませんでした。何年目にどんな点検と工事があるのかは、契約する窓口に書面で出してもらってください。
断熱等性能等級の数字には、どちらの会社も公式で限定を付けています。片方の公式は「住まいの省エネ性能に係わる『断熱性能等級』の上位等級にあたる等級6までに対応しています。(※一部商品)」と書いていて、この「(※一部商品)」という括弧の中身まで含めて等級6の話です。もう片方は、等級6の標準を掲げるページに「※枠組壁工法商品に限る」「※間取りや採用する仕様によっては断熱等級6を満たせない場合があります」「※地域により対応商品が一部異なります」という3つの注記を並べています。等級7のほうはさらに範囲が狭く、公式のお知らせが対象としているのはグラン・スマートとアイ・スマートの2商品で、「※1:建築地やプラン、採用する仕様によっては対応できない場合があります。」という断りと、「販売地域の全都道府県で対応が可能です※2。※2:省エネ基準地域区分1から7地域」という書き方になっています。自分が建てる家の等級は、どちら側も等級の数字だけからは決まりません。
UA値の0.46と0.25は、どちらも会社全体の値ではなく、それぞれの会社が示したモデルプランでの計算値です。0.46のほうは商品ページの注記に「※warm vitaモデルプランにおける外皮平均熱貫流率0.46(HEAT20 6地域G2に相当)」と書かれていて、続けて「※実際のプランや地域等の条件により異なりますので、温度等を保証するものではありません。」と断られています。括弧の中にある地域区分6という条件まで含めて、この数字です。0.25のほうは、2026年8月20日に公式のゼロエネルギー住宅の性能を説明する2つのページで確かめたところ、どちらにも「一条のアイ・スマートは、このUA値が0.25W/m2・K」とあり、添えられていたのは「※弊社モデルプランによる算出。」という一文だけでした。どのモデルプランなのか、延床面積や建築地がどんな条件なのかは、その一文には書かれていません。同じ2ページにHEAT20のグレードの記載も見当たりませんでした。HEAT20のG3という語自体は同じ公式サイトの別のお知らせにありますが、そこで並べられているのは断熱等性能等級の7という等級のほうで、しかも「同等レベルとされており」「快適に過ごすことが可能な断熱性能と言われています」という書き方です。0.25という数値そのものにHEAT20のグレード名が与えられているわけではありません。条件の出し方が違う2つのモデルプラン計算なので、数字の小さいほうが自分の家でも小さくなるとは限りません。
C値の0.45と0.59は、母集団のそろえ方が違います。0.45の公式は「セナリオハウスの注文住宅における気密施工物件気密測定結果は平均で『C0.45値㎠/㎡』でした。」と書いていて、ならしている対象は気密施工をした物件です。同じページには「気密性能はプランニングやその他条件によって変動します。」とあり、「以下のプランニングは、気密工事非対応です。①1階の床下げ②小屋裏収納、ロフト」という注意書きも並びます。間取りの選び方によって、そもそも母集団に入らない部分があるということです。0.59のほうは「一条の住まいは、平均実測値で『0.59cm²/m²』という圧倒的な数値をマーク。」とだけ書かれていて、2026年8月20日に見たかぎり、この数値には※の注釈も、測定した棟数も、測定した時期も添えられていませんでした。「Ⅲ地域以南」のような地域の限定も、同じページには見当たりませんでした。何をならした平均なのかが片方しか公表されていないので、2つの数値を同じ条件の下で比べることはできません。
どちらの会社も公式の工法の書き方は「木造軸組系」と「枠組壁工法系」で、同じ木造でも公式が付けている条件の向きが逆です。「木造軸組系」の側は、全棟で構造計算を実施すると書いたうえで「※ツーバイフォー工法は除く」と例外を置き、制震ダンパーについては「標準採用※しています。※ミライエの搭載は一部の商品に限ります。」と書いています。沿革には2000年にツーバイフォー工法へ参入したことが載っていて、分譲住宅の基本仕様のページは工法を2×4か在来と書いているので、どの工法で建てるかによってこの例外が効くかどうかが変わります。「枠組壁工法系」の側は、逆に等級6の標準が枠組壁工法の商品に限られていて、公式の商品一覧には軸組の工法で建てる商品も並びます。耐震についても言い方が違います。片方の公式は全棟の構造計算と制震ダンパーの標準採用という工程と装備の話を書き、もう片方は「一条は全ての住まいで建築基準法の1.5倍の強度を持つ「耐震等級3」の耐震性能を備えています。」「この最高等級の耐震性能をすべての商品タイプ、建物において「標準仕様」で実現しています。」と等級で書いています。ただし、会社データの耐震の表記に入っている「住宅性能表示制度」という制度名は、2026年8月20日に耐震関係の3つの公式ページを見たかぎり、どこにも書かれていませんでした。等級3という数字は公式にありますが、制度の評価を受けたという表明は見当たらないので、評価書が交付されるかどうかは商品とプランごとに書面で確かめてください。片方が工程、もう片方が等級という別の言い方なので、そのまま重ねても同じものさしにはなりません。
「千葉県・東京都・埼玉県・茨城県の一部」という書き方は、茨城県だけが一部という意味には読めません。2026年8月20日に見た公式のこだわりのページが挙げている対象地域は、千葉県28、埼玉県11、茨城県12の市区町村と、東京都13の区で、4つの都県とも市区町村を絞った書き方になっています。同じページには「各事業拠点より車で約1時間圏内を施工エリアとし、メンテナンスを充実させサービスの質の向上をはかっています。」とあり、距離のほうが施工エリアの定義そのものです。施工対象エリアの改定を知らせるお知らせにも「※印のある市区町村は全域対応しておりませんので、最寄り店舗の営業スタッフまでご相談ください。」と書かれています。もう一方が公表しているのは「45都道府県」という範囲と、「沖縄県・高知県を除く全国約510拠点、47工場・物流拠点」という拠点の数え方で、拠点の数は施設の数であって、建てられる範囲ではありません。片方は距離で、もう片方は拠点の数で範囲を説明しているので、建築予定地が対象かどうかは住所を出して確かめる話になります。
坪あたりの単価として出回っている数字は、どちらの会社も自分では公表していません。2026年8月20日に両社の公式を見たかぎり、商品ページに坪単価の記載は無く、本体価格の幅が載っていたのは100通りのプランから選ぶ規格型の商品1件だけで、そこにも税込か税別かの明記はなく「※別途で付帯工事や諸費用が必要になります」と添えられていました。外に出回っている数字は、片方が住宅情報サイトに載った契約者事例の本体価格を34坪で割った換算、もう片方が同種のサイトの参考レンジで、どちらも税込か税別かは書かれていません。しかも前者は、1棟の本体価格の幅と坪あたりの換算が同じ表記の中に同居しています。そもそも坪あたりの数字が同じ土俵に乗らないことは、片方の会社が自分の公式メディアで書いています。「この坪単価の算出方法は『住宅メーカーごとにルールが決まっていない』ため、同じ住宅であっても算出される数値が住宅メーカーで異なるケースもしばしばです」「延床面積と施工床面積とでは、広さが異なります」という説明です。
公開情報だけでは埋まらないところです。同じ質問を両社にすると、返ってくる形で比べられます。
この坪単価は本体価格と総額のどちらですか。付帯工事・諸費用・外構・税の扱いを見積書の内訳で確認してください。
なぜ聞くか:広島建設 / セナリオハウス 約60〜75万円/坪(外部ポータル契約者事例 / 本体2,000〜2,500万円 / 34坪換算) と 一条工務店 50〜105万円/坪(外部参考値) だけでは、付帯工事・諸費用・外構・税を含む総額が分からないから。
検討している商品では、UA値はいくつになりますか。標準仕様ですか、オプションですか。
なぜ聞くか:値は 広島建設 / セナリオハウス 0.46(W/㎡K / warm vitaモデル)、一条工務店 0.25(W/㎡K / i-smart モデルプラン) で、どちらも出所の条件つきの値で、条件が変われば同じ値にならないから。
建築予定地の住所を伝えたうえで、そこが施工の対象かどうかを書面で答えてもらえますか。担当する拠点はどこになり、そこから現場までどれくらいの距離ですか。その市区町村のなかに対応しない区域があるなら、地図か一覧で示してください。あわせて、工事の請負契約を結ぶ法人の社名と、引渡し後の点検・修理を受け付ける窓口の法人の社名も、それぞれ教えてください。
なぜ聞くか:片方の公式は施工エリアを「各事業拠点より車で約1時間圏内」と定義し、対象地域を市区町村の単位で挙げたうえで、※印のある市区町村は全域対応していないと断っています。もう片方が公表しているのは拠点と工場・物流拠点の数で、施工できる地域の一覧ではありません。距離と拠点数という別の説明のしかたなので、公表されている表記どうしを重ねても、どちらにも頼める土地の範囲は出てきません。さらに片方は2026年4月1日付のグループ再編で管理部門の業務が別の会社へ移っていますが、出資比率も持株関係も公式には書かれていないので、どの法人と契約し、どの法人が引渡し後を受け持つのかは自分で確かめる必要があります。
保証書の写しを契約前に見せてもらい、20年が掛かる部位と、雨水の侵入を防止する部分の年数を、条文の上で確認させてもらえますか。延長を受ける場合は、何年目にどんな点検と工事が必要で、その工事が有償か無償か、申込みと工事開始の期限がいつまでかも、書面のどこに書いてあるかを示してください。建てようとしている建物が、保証の対象から外れる用途や施工の形態に当たらないかも確かめてください。短期保証については、対象となる部位と年数が商品ごとにどう違うかを一覧でください。
なぜ聞くか:両社とも延長したときの上限として30年という数字を公表していますが、そこへ届くまでの条件は別々に書かれています。片方は定期点検と必要な有償メンテナンス工事の実施が前提で、補修工事の開始期限や、賃貸住宅・店舗が定期点検と短期保証の対象外であること、直接施工した住宅に限ることも公式に並びます。もう片方は15年目の無償点検で有償の工事が必要と判断されたときにその工事を受けて届く上限で、無条件の初期保証の年数は公式に明示がなく、短期保証は商品によって期間が異なるとだけ書かれています。初期の年数を片方しか公表していないので、年数の大小を比べる前に、対象の部位と条件をそろえる必要があります。
いま検討している間取りと土地で計算し直した外皮平均熱貫流率と断熱等性能等級を、計算書の形で見せてもらえますか。選ぶ工法や商品によって届く等級が変わるなら、どの組み合わせでどこまで届くのかを書き出してください。公表されているUA値については、どのモデルプランで、延床面積と建築地はどんな条件で算出した値なのかも教えてください。その間取りが気密工事の対象になるかどうかも確かめてください。対象になるなら、引渡し前に隙間相当面積を測る予定はありますか。測る場合、測定するのは誰で、結果はいつどんな形で渡されますか。
なぜ聞くか:公表されている断熱の数値は、片方が1つの商品のモデルプランで、括弧に地域区分6という条件が付いたものです。もう片方は「弊社モデルプランによる算出」とだけ添えられていて、どのモデルプランなのかも、延床面積や建築地の条件も書かれていません。等級のほうにも「※一部商品」「※枠組壁工法商品に限る」「※建築地やプラン、採用する仕様によっては対応できない場合があります」という限定が公式に付いています。気密のほうは、片方が気密施工をした物件をならした平均で、1階の床下げや小屋裏収納・ロフトは気密工事非対応だと公式に書かれていますが、もう片方は何をならした平均かが公表されていません。自分が建てる家の値は、どちらの数字からも読み取れません。
見積りの金額は、坪あたりに直した単価ではなく、建物1棟の請負金額として出してもらえますか。税込と税別のどちらの表示かも明記してください。そのうえで、その金額に入っていない工事と費目を、地盤改良・屋外の給排水・外構・照明・カーテン・空調まで含めて一覧にしてもらえますか。坪あたりの数字を示される場合は、延床面積と施工床面積のどちらで割ったのかも確かめてください。その金額がいつ時点のもので、契約までに改定された場合はどちらが適用されるかも聞いておいてください。
なぜ聞くか:坪あたりの単価として出回っている2つは、どちらも住宅情報サイト側の数字で、会社が公表した坪単価ではありません。片方は1棟の本体価格の幅と坪あたりの換算が同じ表記の中に同居しています。税込か税別かはどちらにも書かれていません。片方の会社は自分の公式メディアで、坪単価の算出方法はメーカーごとにルールが決まっていないこと、延床面積と施工床面積では広さが違うことを説明していて、坪あたりの数字どうしを並べても同じ条件の比較にはなりません。
比較表では最大4社まで並べられます。会社を入れ替えても、項目はこのページと同じです。
このページの数値は、下の会社ページに掲載している公開情報から取っています。数値の元になった各社の公式ページは、会社ページの出典欄に記載しています。
このページの情報は2026年7月28日時点のものです。掲載後に各社が内容を更新している場合があります。
会社データ評価は、各社が公開している情報を同じ基準で整理・採点したものです。採点方法を見る