構造・工法の書かれ方が違う
- 木下工務店
- 木造(DUOフレームⅡ全棟標準)
- WITHDOM建築設計
- 木造
両社は公式上の施工可能地域に重なりがあり、具体的な建築予定地が両社の対象なら、共通商圏でフルオーダーの木造注文住宅を検討できる組み合わせです。設計自由度、断熱・気密の公表方法、保証期間の差は、契約条件を絞るうえで実用的な比較軸です。ただし木下工務店は複数商品と2つの木造工法を持つ住宅会社で、WITHDOM建築設計はフルオーダーを中核に地域拠点を広げる住宅ブランドという性格差があります。公開価格や性能値には商品・地域・適用条件の違いがあるため、同じ敷地・延床・仕様の見積書と仕様書にそろえてください。
どちらが優れているかの判定はしていません。数値の対象になる商品やプランは会社ごとに違うので、 同じ条件で出した見積りを比べたものとしては読まないでください。
どちらも会社全体の平均とは限りません。値は出所の適用条件と合わせて読んでください。
Kinoshita Koumuten Co., Ltd.
株式会社木下工務店。1956年に始まった住宅事業を背景に、完全自由設計、2×4工法と木造軸組工法の商品、直営施工を掲げています。公開価格のあるスマイテはセミオーダーなので、フルオーダーを検討する場合は商品を分けて確認してください。
WITHDOM Group Co., Ltd.
WITHDOM Group株式会社が展開するWITHDOM建築設計。2018年創業で、一邸ごとのフルオーダーと、断熱・気密・耐震の数値を前面に出す木造住宅ブランドです。小さな平屋のセミオーダー商品などもあるため、主ブランドと別商品の条件を混ぜないでください。
両社そろって公開している項目だけを取り上げています。値の出所と適用条件は「項目ごとに並べて確認する」に書いています。
「30秒で分かる違い」に出した4件を除いた残りです。
この表では、両社がともに公開している項目を並べています。 数値の下には、その値の出所と適用条件を記載しています。
→ 横にスクロールするとWITHDOM建築設計の列が見えます。項目名の列は左に残ります。
| 項目 | 木下工務店 | WITHDOM建築設計 |
|---|---|---|
| 構造の種別 | 木造(DUOフレームⅡ全棟標準) | 木造 |
| 公開されている工法の表記 | 2×4工法 / 木造軸組(DUOフレームⅡ全棟標準) | 木造 |
| UA値数値が小さいほど熱が逃げにくい。会社全体の平均ではなく、下に書いた出所の条件での値です | 0.18(SSシリーズ「断熱の家」公式商品ページの訴求値)W/㎡K | HEAT20 G2標準訴求(商品によってはG1仕様)(WITHDOM建築設計の標準仕様) |
| 耐震会社が公開している表記のままです。「等級3」と「等級3相当」は同じではありません | 耐震等級DUO Ⅱ(DUOフレームⅡ全棟標準 / 2025年度グッドデザイン賞受賞 / 実験で揺れ幅75%低減の公式記載) | 住宅性能表示制度 等級3(許容応力度計算 / 制振ダンパー標準訴求) |
| 初期保証 | 35年(構造35年 / 防水35年 / サポートワイド70は構造躯体と防水について初期保証35年を運用します / 35年目以降は定期点検と必要な有料メンテナンスを実施することで保証期間が更新され、最長70年まで延長されます) | 10年(構造10年 / 瑕疵JIO / 構造耐力上主要な部分の初期保証10年(品確法義務) / 住宅瑕疵担保責任保険は日本住宅保証検査機構(JIO)、完成保証は WITHDOM Group株式会社 体制で運用する構成が外部DBで確認できます) |
| 公開されている保証の表記会社ページに載っている文言そのままです | 構造35年 / 防水35年(35年目以降は定期点検と必要な有料メンテナンスを実施することで保証期間が更新され、最長70年まで延長されます) | 構造10年 / 瑕疵JIO(構造耐力上主要な部分の初期保証10年(品確法義務) / 住宅瑕疵担保責任保険は日本住宅保証検査機構(JIO)、完成保証は WITHDOM Group株式会社 体制で運用する構成が外部DBで確認できます) |
| 主な商品ラインナップ | スマイテ・アーバングランシス・グラシヤス | WITHDOM建築設計 フルオーダーメイド住宅・TARIL・SOLEST |
| 設計の自由度 | 自由設計に対応 | 自由設計に対応 |
| 対応する家のタイプ | 狭小住宅 | 平屋 |
| 情報の確認日 | 2026年7月28日 | 2026年7月28日 |
木下工務店とWITHDOM建築設計の価格は、税区分と価格基準がそろわず、同じ条件では比べられません。
木下工務店とWITHDOM建築設計の対応エリアは同じ条件では比べられません。建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。
値の性格は会社ごとに違います。特定の商品・プランの値、実測の平均、 制度の基準に合わせた値などがあります。その値が何のものかは「項目ごとに並べて確認する」に書いています。
節目:0年 引渡し / 10年 10年ごとの無償点検開始 / 35年 構造・防水 初期保証満了 / 50年 延長期 / 有料メンテで継続 / 70年 最長保証上限
節目:0年 引渡し / 10年 構造初期保証満了 / 延長条件契約確認 / 10年〜 延長保証 / 契約店舗で書面確認
上に出ているのは、各社が公開している保証の枠組みです。対象の部位・延長の前提・点検の節目は 各社が公開していますが、対象部位の完全な内訳と、延長のときに必要になる工事の仕様・ 個別の金額・免責の範囲までは書かれていません。契約前に保証書で確認してください。
設計の自由度は、木下工務店 自由設計に対応 / WITHDOM建築設計 自由設計に対応 です。
総合的にどちらが良いかは決めていません。優先する条件を先に決めたときに、公開情報のうえで候補として残しやすいのはどちらか、という整理です。
UA値は 木下工務店 0.18(SSシリーズ「断熱の家」公式商品ページの訴求値)(W/㎡K) / WITHDOM建築設計 HEAT20 G2標準訴求(商品によってはG1仕様)(WITHDOM建築設計の標準仕様)。ただしどちらも出所の条件つきの値なので、検討する商品でも同じ値になるかを確認してからでないと、この軸では選べません。
初期保証は、木下工務店 35年(構造35年 / 防水35年 / サポートワイド70は構造躯体と防水について初期保証35年を運用します / 35年目以降は定期点検と必要な有料メンテナンスを実施することで保証期間が更新され、最長70年まで延長されます)、WITHDOM建築設計 10年(構造10年 / 瑕疵JIO / 構造耐力上主要な部分の初期保証10年(品確法義務) / 住宅瑕疵担保責任保険は日本住宅保証検査機構(JIO)、完成保証は WITHDOM Group株式会社 体制で運用する構成が外部DBで確認できます) です。年数だけでなく、延長に必要な点検・補修の内容と費用まで含めて比べないと差が分かりません。
木下工務店 木造(DUOフレームⅡ全棟標準) / WITHDOM建築設計 木造。希望する構造を扱っているかで候補が変わります。
両社とも自由な設計を訴求しますが、同じ商品体系ではありません。木下工務店は1mm単位の完全自由設計を掲げる一方、公開価格のあるスマイテはベースプランから選ぶセミオーダーです。WITHDOM建築設計は一邸ごとのフルオーダーを掲げますが、TARILはセミオーダーです。設計自由度は比較する商品名を決めて確認してください。
1,606万円と1,980万円は、フルオーダー同士の価格ではありません。前者は延床約25〜37坪のスマイテ本体価格で税別、後者は17.78坪のTARILのプラン価格で税別です。坪数、商品、付帯工事、地域条件がそろっていないので、金額だけを直接比較しないでください。
UA値0.18と0.46以下は対象が違います。木下工務店の0.18はSSシリーズ「断熱の家」の値です。WITHDOM建築設計の0.46以下は標準訴求ですが、公式には商品によってG1仕様になる場合や地域条件の記載があります。さらにC値は木下工務店の正本に記載が無く、WITHDOM建築設計の公式ページにも0.4以下と0.5以下が混在するため、同じ条件の数値として並べないでください。
耐震の公開方法も同じではありません。木下工務店の正本はDUOフレームⅡの全棟標準を示しますが、全社一律の耐震等級数値は記載していません。スマイテの等級3取得にはプラン・建築地・証明費用の条件があります。WITHDOM建築設計は耐震等級3を標準としますが、制震装置は商品によってオプションとの公式注記があります。
保証年数の70年と10年を、そのまま公式保証の差として読まないでください。木下工務店は構造・防水が初期35年で、最長70年は点検、必要な有料メンテナンス、構造躯体の有料防蟻工事などを伴う条件付き延長です
施工地域は拠点所在地ではなく、建築予定地の住所で確認してください。木下工務店は13都府県を掲げますが市区町村単位の限定があります。WITHDOM建築設計は12エリアのスタジオ案内とは別に、施工可能地域として10都府県を掲載しています。都府県が重なっていても、契約・施工主体と市区町村の可否までは同じとは限りません。
公開情報だけでは埋まらないところです。同じ質問を両社にすると、返ってくる形で比べられます。
検討している商品では、UA値はいくつになりますか。標準仕様ですか、オプションですか。
なぜ聞くか:値は 木下工務店 0.18(SSシリーズ「断熱の家」公式商品ページの訴求値)(W/㎡K)、WITHDOM建築設計 HEAT20 G2標準訴求(商品によってはG1仕様)(WITHDOM建築設計の標準仕様) で、どちらも出所の条件つきの値で、条件が変われば同じ値にならないから。
初期保証が終わったあと、保証を続けるために必要な点検・補修の内容と費用を書面で見せてください。
なぜ聞くか:初期保証は、木下工務店 35年(構造35年 / 防水35年 / サポートワイド70は構造躯体と防水について初期保証35年を運用します / 35年目以降は定期点検と必要な有料メンテナンスを実施することで保証期間が更新され、最長70年まで延長されます)、WITHDOM建築設計 10年(構造10年 / 瑕疵JIO / 構造耐力上主要な部分の初期保証10年(品確法義務) / 住宅瑕疵担保責任保険は日本住宅保証検査機構(JIO)、完成保証は WITHDOM Group株式会社 体制で運用する構成が外部DBで確認できます) です。この年数だけでは、延長のときに必要になる工事の仕様・個別の金額・免責の範囲が分からないため。
建築予定地の住所は施工対象ですか。請負契約、設計、施工、引渡し後の対応を担当する法人名も書面で示してください。
なぜ聞くか:木下工務店は都府県内でも市区町村を限定し、WITHDOM建築設計はスタジオの12エリアと施工可能10都府県が一致せず、紹介先の住宅会社が担当する場合もあるためです。
同じ延床面積・仕様・建築地で、本体工事、付帯工事、外構、諸費用、消費税を分けた見積書を出せますか。価格の対象商品と有効期限、どの契約日まで適用されるかも示してください。
なぜ聞くか:公開されている1,606万円と1,980万円は異なるセミオーダー商品・延床条件の税別価格で、フルオーダー同士の同条件見積りではないためです。
検討中の商品・プラン・建築地で、UA値、C値、断熱等性能等級、耐震等級、許容応力度計算、制震装置の標準・オプションを仕様書で示せますか。評価書と気密測定結果は引渡し時にもらえますか。
なぜ聞くか:木下工務店のUA値は特定商品、WITHDOM建築設計にも商品・地域例外があり、等級や制震、証明費用の条件も一律ではないためです。
契約日に適用される保証制度について、対象部位、初期期間、延長上限、点検周期、無料点検と無料補修の範囲、有償工事の時期と費用を保証書・約款で示せますか。
なぜ聞くか:長い年数が並んでいても、そこへ届くまでの条件は会社ごとに違います。片方は有料の工事を続けることが前提で、もう片方は点検の周期を企業公式の一次資料で確認できませんでした。約款まで見ないと、どちらが自分の負担になるか判断できません。
比較表では最大4社まで並べられます。会社を入れ替えても、項目はこのページと同じです。
このページの数値は、下の会社ページに掲載している公開情報から取っています。数値の元になった各社の公式ページは、会社ページの出典欄に記載しています。
このページの情報は2026年7月28日時点のものです。掲載後に各社が内容を更新している場合があります。
会社データ評価は、各社が公開している情報を同じ基準で整理・採点したものです。採点方法を見る