日本ハウス(日本ハウスHD)はやばい?評判と後悔の理由、保証の条件を検証

「日本ハウス やばい」で評判を調べ、契約を進めてよいか不安な方もいるかもしれません。ただ、ひとつの投稿からわかるのは書いた人の家づくりの範囲で、嫌な思いをした人ほど書き込みやすいものです。口コミと公式の情報を分けて読むと、気になる点を落ち着いて見極めやすくなります。
この記事は、日本ハウスの展示場で話を聞き、契約に進むか迷っている方や、ほかの住宅会社と比べながら候補に残すか考えている方のために書きました。
先に結論をお伝えすると、日本ハウスHDは檜無垢柱と一棟ごとの気密検査を打ち出す会社で、檜の木造と住まいの性能にこだわりたい方にはおすすめできるハウスメーカーと言えるでしょう。一方で、営業の説明や追加費用、引き渡し後の連絡が気になるという声についても真相を調査しました。
この記事でわかること
- 説明や連絡、間取り、追加費用、施工やアフターをめぐる不満と、満足の声の中身
- 許可番号の調べ方、処分を検索した結果、気密検査など住まいの性能の見方
- 感謝訪問の回数と、60年・35年の保証が付く条件、有償メンテナンスをしないときの除外
読み終えるころには、日本ハウスを候補に残すかどうかを、自分の条件で考えやすくなっているはずです。
目次
日本ハウスはやばい?評判・口コミで気になる点
宅地建物取引士とファイナンシャルプランナーの立場から率直にお伝えすると、株式会社日本ハウスホールディングスの大きな強みは、檜を生かした木造の構造を公式に示している点です。
日本の家・檜の家シリーズは、「檜無垢柱」を用いる新木造ストロング工法で「耐震等級3」の地震に強い家をつくると案内されています。檜の家と地震への備えを両方求める方には、比べる価値のある会社です。
保証については年数だけでなく、感謝訪問の回数や有償メンテナンスの条件まで含めて読むと、家計との相性がはっきりします。
一方、ネット上の口コミは、打ち合わせや契約で嫌な思いをした人ほど書き込みやすく、満足している人はわざわざ投稿しないことも少なくありません。担当者や時期が違えば受け止めも変わるので、どの場面への不満かを分けて読むと全体がつかみやすくなります。
契約前後の説明や連絡への不満
ネット上の口コミでは、検討の末に日本ハウスで建てなかった人から、他社に頼むと伝えた後の連絡や、ほかの会社を低く言う発言が気になったという投稿があります。契約に至らなかった立場からの受け止めなので、住んでいる人の評価とは分けて読むのが妥当です。比べ方が行き過ぎると、聞く側には他社を下げる話に聞こえることがあり、これはどの住宅会社でも起こりえます。担当者の対応が気になるときは、お客様コールセンターへの相談も選択肢です。
検討の早い段階で、連絡は電話かメールか、どのくらいの間隔で受けたいかを伝えておくと、やり取りの負担が軽くなります。他社の話が出たときは、仕様書の記載や見積額で違いを示してもらうよう頼むのも一つの方法です。
ほかの会社に決めたなら、その旨と今後の連絡が要らないことをはっきり伝えておくと、お互いに区切りがつきます。
会社概要には、相談の窓口としてお客様コールセンターが載っています。担当者個人とは別に相談先を持っておきたい方には、心強い連絡先です。
間取りや設備への希望が伝わらなかったという声
間取りの打ち合わせをめぐっては、和室の広さを伝えたのに、床の間や押し入れを決めるうちに使える面積が減ったと感じたという声がネット上に寄せられています。希望した広さと実際に使える広さに食い違いを感じたという投稿です。公式サイトのWEB住宅展示場では住まいをバーチャル見学でき、打ち合わせの前に広さの雰囲気をつかむ手がかりになります。
希望を伝えるときは、畳数に加えて、収納を除いた広さなのか、置きたい家具の寸法も添えると誤解が減ります。図面が出たら、室内の寸法と収納の位置、設備の品番を仕様書と突き合わせ、決まった内容を書面に残しておくのが基本です。
日本ハウスHDの公式サイトには、360度3D映像で住まいを見学できるWEB住宅展示場があります。展示用の住まいなので自分の家の寸法は図面で見る必要がありますが、広さの感覚を家族でそろえたい方には役立つ材料です。
追加費用の説明に納得できなかったという声
費用の面では、着工の前に追加の費用を示され、当初の契約内容と違うと感じて納得がいかなかったという施主の相談がネット上にあります。同じ投稿者は暮らし心地には満足しているとも書いており、不満の中心は家そのものより費用の説明にあるようです。金額の説明に戸惑う人が出やすいのは、支払う総額がいくつかの段階を経て決まるためです。
注文住宅では、契約のときの金額が工事のすべてを含むとは限りません。見積もりの段階の金額、請負契約で決まる金額、その後の変更で増減する金額はそれぞれ別のもので、どこまで含めたかの受け止めが人によって違うこともあります。仕様が変わるときは、工事内容変更合意書と追加の見積書で、変更の内容と金額を確かめておくと安心です。
地盤の状態や外構、照明やカーテンなどは、契約の金額に入るかどうかが会社やプランで分かれやすい項目です。契約前には、見積もりに含まれる工事と含まれない工事を一覧にしてもらい、別途になる項目には目安の金額を書き込んでもらいます。
仕様を変えるたびに金額を記した書面を交わしておけば、どの変更でいくら増えたのかを後から追う手がかりが残ります。変更前の見積もりも手元に置いておき、変更後の金額と並べて全体の負担を比べるのがおすすめです。
追加費用の行き違いは、どちらかの誤りと決めつけるより、契約金額に何を含めたかを最初にそろえることで減らしやすい話です。坪あたりの金額ではなく、同じ工事範囲の総額で比べたい方には、内訳を書面で詰めていく進め方が合っています。
施工や仕上がりの不具合を訴える声
施工については、希望と違う設備が付いたことや、雨水の配管や排水まわり、壁紙の仕上がりに不具合があったと訴える書き込みもあります。書かれているのは投稿者が受け止めた症状で、原因や責任の所在までは投稿の内容から判断できません。注文住宅は現場で一棟ずつ組み立てるため、設備の取り違えや配管の接続、内装の仕上げで手直しが出ること自体は、どの会社の現場でもありえる話です。
問題になりやすいのは、不具合が見つかった後に原因をどう調べ、どこまで直すかを施主と共有できるかどうかです。引き渡し前の立ち会いでは、図面と仕様書を手元に置き、設備の品番や配管の位置を一つずつ見比べます。不具合が見つかったら写真を残し、補修の範囲と完了の予定を書面で受け取っておくと、後から食い違いが起きにくくなります。
施工中の検査の記録をどこまで見せてもらえるかも、契約前に尋ねておきたい点です。
公式サイトでは、専属の棟梁・職人が家づくりを担う「棟梁システム」と、引き渡し後の60年定期点検・診断プログラムを案内しています。
引き渡し後の対応を待ったという声
入居後については、設備の相談をしたのに折り返しの連絡がなかなか来ず、まだ解決していないとする口コミも見られます。担当者に用件を改めて説明したとも書かれており、連絡対応への不満がうかがえる投稿です。引き渡し後の不具合への対応は、受け付け、原因の調査、修理の手配と段階が分かれ、担当する部署や業者が変わることもあります。どの段階で止まっているのかが施主から見えないと、待たされている感覚は強くなりがちです。受け付けから修理までの流れを知っておけば、いまどこまで進んでいるのかを窓口に尋ねやすくなります。
相談するときは、日付と症状、写真、話した相手を記録し、次にいつ連絡をもらえるのかをその場で聞いておきます。営業担当だけでなく会社の窓口にも同じ内容を伝えておけば、話が途切れたときもたどり直しやすいものです。
日本ハウスHDには、お引渡し後から始まるホームドクターシステムの感謝訪問という定期訪問の制度があり、相談の窓口としてお客様コールセンターも設けられています。定期の訪問と電話の窓口を使い分けて、困りごとを早めに伝えたい方に合う仕組みです。
良い評判・口コミ
良い評価の一つは、担当者同士の連携と、標準から外れた希望への対応です。インターネット上の投稿には、営業や現場監督、設計士、棟梁の風通しがよく、施主が用意した設備や前例のない仕様にも柔軟に応じてもらえて満足したという声があります。
住み心地の面では、暖房をつけて家じゅうを一度温めておけば、日中は暖房を止めていても暖かく過ごせたという書き込みも寄せられています。投稿者の家と暮らし方での感想なので、どの家でも同じ暖かさになるとは言えませんが、暖房の使い方まで含めて考える参考になる声です。
引き渡しの後も、担当者が家の様子を見に立ち寄ったり、困りごとがないか電話をくれたりすることを評価する声があります。待たされたという先ほどの投稿とは逆の受け止めで、入居後の対応には異なる評価が見られます。
担当者とこまめにやり取りしたい方には、うれしい関わり方です。
口コミの総評
契約前には、決めた内容を書面で確認しておくのがおすすめです。書面は、合意した内容や変更の内容を後から見直す手がかりになります。
一方で、担当者の連携や引き渡し後の連絡を評価する声もあり、口コミだけで会社全体の品質や対応を言い切るのは難しいところです。判断の決め手は、自分の家の図面や仕様書、見積もり、保証の条件と、展示場で見る実物の中にあります。
公式には住まいごとに行う気密検査と、自社で発行する住宅性能認定証、引き渡し後の感謝訪問が示されており、書類と記録で家の中身を確認したい方には材料がそろった会社と言えます。
日本ハウスの不祥事や裁判の検索が気になるときに確認すること
不祥事や裁判という言葉が気になったときは、噂の中身を追うより先に、契約する会社の名義と登録番号を公的な情報で照らし合わせるのが確実です。
登録情報で契約する会社を確かめる
日本ハウスHDの会社概要では、正式社名や許可の番号が次のように示されています。
| 項目 | 会社概要の表示 |
|---|---|
| 正式社名 | 株式会社日本ハウスホールディングス |
| 本社所在地 | 〒102-0072 千代田区飯田橋四丁目3番8号 日本ハウスHD飯田橋ビル |
| 設立 | 昭和44年2月13日 |
| 事業 | 在来木造住宅の設計・施工・監理・販売 |
| 建設業許可 | 国土交通大臣(特-1)第4959号 |
| 宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(13)第2167号 |
国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで社名を検索すると、建設業者の欄に「(株)日本ハウスホールディングス」が出てきます。許可行政庁は関東地方整備局、番号は第004959号で、会社概要の第4959号と同じ番号です。
宅地建物取引業者の検索では、株式会社日本ハウスホールディングス、(13)第002167号と表示され、会社概要の免許番号と対応しています。結果には本社やほかの事務所が30件並びますが、どれも同じ免許証番号で、1つの免許に属する事務所ごとの表示です。
30社や30の免許があるという意味ではありません。事務所の所在地は登録上の表示で、施工できる地域を示すものでもない点を押さえておくと誤解がありません。
設立は昭和44年2月13日で、2015年5月に「株式会社日本ハウスホールディングス」へ社名を変更しています。
処分情報と不祥事・裁判の話を分ける
国土交通省のネガティブ情報等検索サイトで、建設業者の商号に「日本ハウスホールディングス」を含む条件で検索した結果は、「該当データはありません。」という表示です。
宅地建物取引業者の事業者名で同じ社名を調べた場合も、検索結果は0件と出ます。「東日本ハウス」という文字列でも検索したところ、建設業者は該当データなし、宅地建物取引業者は0件という結果でした。
ただし、今回の検索結果だけでは、過去に処分を一度も受けていないとは判断できません。
契約前に先ほどの条件で同じ検索をし、今回の結果と見比べておけば、担当者の説明を聞くときの下地になります。
不祥事や裁判などの言葉を目にしても、それだけで具体的な出来事があったとは判断できません。噂やほかの媒体の記事をうのみにするより、契約の相手方がどの会社で、どの許可を持っているかを公的な情報で見るほうが、判断の材料として確かです。日本ハウスHDについては、建設業者と宅地建物取引業者のどちらの登録も国土交通省の検索システムに表示されます。
日本ハウスは寒い?性能と強みを確かめる
家が暖かいかどうかは、会社の名前ではなく、検討している家の断熱や窓の仕様と気密検査の結果で判断するものです。では、契約前にどの書類を見れば寒さの不安に答えが出るのでしょうか。
暖かさは検討中の家の性能で確かめる
寒さの感じ方は、断熱材や窓の仕様、すき間の少なさ、暖房の計画、建てる地域によって大きく変わります。日本ハウスHDは、新築する住まいの一棟一棟で気密検査を行い、その結果を認定証にも記載すると案内しています。
その認定証が「住宅性能認定証」で、新築の全棟に自社で発行し、審査と検査にもとづいて数値や等級を書き込む書類です。 契約前には、次の点を図面や仕様書、担当者の説明で見ておくと判断の手がかりが増えます。
- 断熱材の種類と厚さ、入れる場所
- 窓のサッシとガラスの仕様
- 気密検査を行う時期と、認定証への記載のされ方
- 暖房の方式と、どの部屋をどう温める計画か
暖かさや光熱費は、同じ性能でも住む人の暮らし方で変わるため、書類の数字と日々の使い方は分けて考えるのが自然です。家族が普段長く過ごす部屋を担当者に伝え、その部屋に合った暖房を打ち合わせで相談しておくと安心です。
こうした仕組みは、感覚だけでなく検査の数字も見て検討したい方に合っています。
檜無垢柱と耐震構造を仕様書で確かめる
日本の家・檜の家シリーズは新木造ストロング工法でつくられ、公式サイトでは「耐震等級3」の地震に強い家という説明です。
柱には4面に切溝を入れた「檜無垢柱」を使い、強度と耐久性を高める加工と紹介されています。骨組みの接合部にはハイテンションのHT座付ナットを用いるとされ、構造の細かな部分まで公開されている点は他社と比べやすいところです。
ただ、これらは対象のシリーズについての説明です。検討中のプランが同じシリーズか、柱の寸法や耐震等級が仕様書にどう書かれているかを見ておきます。
高耐久住宅の案内では、標準仕様で国土交通省の定める「長期優良住宅」の基準をクリアすると表示しつつ、仕様により異なる場合があるとの注記も添えています。
自分の家で長期優良住宅の認定を受けるかどうかは、後で触れる60年の保証の条件にも関わるため、担当者に早めに尋ねたい項目です。
檜を使った木造と地震への備えの両方を重視する方には、仕様書の中身までじっくり検討する意味のあるシリーズです。
日本ハウスの保証とアフターはどこまで受けられる?
日本ハウスHDのアフターは、定期の訪問、長期の点検、条件付きの保証、有償のメンテナンスという性質の違う仕組みを組み合わせて成り立っています。公式の案内を表にすると、次のとおりです。
| 項目 | 公式の案内 | 契約前に見ておきたい点 |
|---|---|---|
| 感謝訪問 | お引渡し後5年目までは年2回、6年目以降は年1回 | 訪問の時期と、故障時の連絡先 |
| 60年定期点検・診断プログラム | 点検後、必要とされたメンテナンス工事を行う | 点検と工事の費用の負担 |
| 60年保証プログラム | 長期優良住宅など一定の条件が必要。商品・仕様により異なる場合あり | 自分の家が条件を満たすか |
| 3.5寸構造の場合 | 35年保証 | 採用する構造の寸法 |
| 防蟻・防水 | 指定の有償メンテナンスを行わない場合、構造躯体への蟻害や木部腐れは除外対象 | 工事の費用と時期 |
| メンテナンススケジュール | 標準的なもので、地域環境、使用頻度等により異なる場合あり | 自分の地域での目安 |
| 保証の詳細 | 保証解説書を参照 | 最初の保証期間、延長の条件、対象部位、設備の保証 |
感謝訪問の頻度と修理の対応を分ける
ホームドクターシステムの感謝訪問は、お引渡し後から始まる訪問の制度で、5年目までは年2回、6年目以降は年1回と案内されています。
不具合に気づいたら次の訪問を待たずに窓口へ連絡し、受け付けてもらうのが基本です。
訪問の記録を残してもらえる場合は、控えを保管しておくと後の相談に役立ちます。
アフターメンテナンスでは、住まいの点検や診断に加えて、住まいについてのさまざまな相談にも応じると説明されています。訪問の日に向けて気になる箇所を写真とメモでまとめておくと、限られた時間でも相談を進めやすいのが利点です。
決まった時期に担当者と住まいの状態を話す場がある点は、小さな不具合でも早めに相談したい方には向いた仕組みです。
保証の適用条件を確認する
60年保証プログラムは、長期優良住宅など一定の条件が必要で、商品・仕様により異なる場合があるという注記付きの制度です。あわせて、3.5寸構造の場合は35年保証になると書かれています。
保証の年数は構造や仕様で異なります。同社が詳しい内容の確認先として案内しているのは「保証解説書」です。契約前に最初の保証期間や延長条件、対象の部位、設備の保証を担当者と確かめると、プランを比べる材料になります。
60年という数字だけを見て、その間の修理代がかからないと受け取ると、後で思っていた内容と違うと感じることがあります。保証の長さもプラン選びの比較に入れたい方には、年数が構造や条件で分かれて示されている点が判断の材料として役立つはずです。
相談先と有償メンテナンスの範囲を確認する
会社概要に相談の窓口として載っているお客様コールセンターについて、受付時間や訪問までの日数を契約のときに聞いておくと、困ったときに迷わず連絡を入れられます。
連絡の際は、不具合が写った写真、契約書や保証書の控え、これまでのやり取りの日付と内容をまとめておくと、受け付けから修理までの流れを追いやすくなります。公式に決められた手順ではありませんが、記録がそろっていると担当者が変わったときの引き継ぎにも役立つのが利点です。
防蟻と防水については、同社が指定する有償メンテナンスを行わなかった場合、構造躯体への蟻害や木部腐れは保証から外れると注記されています。これはシロアリによる食害と木部の腐れという特定の部分についての条件で、保証全体が一律になくなるという意味ではありません。
それでも、構造を長く守るには指定の工事にお金がかかることを前提に、家計の計画を立てておく必要があります。メンテナンスのスケジュールも標準的なもので、地域環境や使用頻度などで変わる場合があるとされており、工事の時期と金額は見積もりで聞いておきたいところです。公式の案内では、アフターメンテナンスで点検や診断を行うほか、住まいについてのさまざまな相談にも応じるとしています。
日本ハウスで後悔しないために希望と契約条件を照らす
日本ハウスHDは、一棟ごとに気密検査を行い、自社発行の住宅性能認定証で住まいの性能を示しています。60年保証プログラムは、長期優良住宅など一定の条件が必要な制度です。
檜の構造と性能の確認を重視する人に合うか
檜の無垢材を柱に使った木造と、地震への強さを公式にうたうシリーズの構造に魅力を感じる方には、検討を深める材料の多い会社と言えます。
一棟ずつ行う気密検査や性能を記した認定証のように、住まいの中身を書類で示す仕組みもあるため、数字を見て決めたい方とも相性がよいでしょう。長く住む前提で、引き渡し後も定期の訪問と長期の点検を受けながら家を保ちたい方にも合います。
希望の間取りと仕様で見積もりを出してもらい、他社と同じ条件で並べると、違いが見えやすくなります。
公式の案内では、住宅性能認定証は新築の全棟に自社で発行され、気密検査の結果も記載される書類です。
保証条件と維持費が希望に合うか
保証の期間中なら修理代はかからないと考えている方には、日本ハウスHDの保証は思っていた内容と違って見えるかもしれません。防蟻・防水のメンテナンスを指定どおり有償で続けることが、構造の一部の保証を保つ前提になっているためです。
住宅ローンの返済で手いっぱいになり、点検や工事のお金を別に用意しにくい家計の方も、条件とのずれを感じやすい立場です。ただ、有償になる範囲と時期を契約前に聞き、毎月少しずつ積み立てる計画を立てておけば、このずれは予算の組み方で小さくできます。積み立ての額は、保証解説書と見積もりで出てきた金額を年数で割って考えるとつかみやすくなります。あわせて、点検や工事の支払いが重なる年も想定して家計を組んでおけば、その年の出費にも落ち着いて備えられるでしょう。
必要な維持のお金をあらかじめ見込んだうえで、長い期間の点検と保証を受けたい方には合う仕組みです。
宅建士・FPの視点で契約書と維持費を確かめる
宅建士の視点で最初に見たいのは、会社概要にある正式社名と、建設業許可や宅地建物取引業免許の番号です。日本ハウスHDの正式社名は株式会社日本ハウスホールディングスで、許可と免許の番号は国土交通省の検索システムの表示とも対応しています。
請負契約の書面では、工事の範囲、仕様を変えたときの金額と合意の方法、支払いの時期、工期が延びたときの扱い、不具合を知らせる先を条項ごとに読みます。
FPの視点では、保証が付く条件と、有償になる範囲を先に押さえておきたいところです。60年保証プログラムは長期優良住宅など一定の条件が必要で、商品や仕様により異なる場合もあると案内されています。3.5寸構造の場合は35年保証です。
同社が指定する防蟻・防水の有償メンテナンスを行わない場合、構造躯体への蟻害や木部腐れは除外対象とされています。メンテナンスのスケジュールは標準的なもので、地域環境や使用頻度などにより異なる場合があると注記されています。保証の詳細について同社が参照先としているのは、保証解説書です。
工事の内容を変える場合は、工事内容変更合意書と追加の見積書を使って次の点を確かめます。
| 確認する書類 | 見る内容 | お金への影響 |
|---|---|---|
| 変更合意書・見積書 | 変更の内容と金額、合意の方法 | 追加費用の根拠になる |
日本ハウスのよくある質問
順位や外観、制震の設備についての疑問は、公式の資料と自分のプランの仕様を並べてみると答えが見えてきます。
日本ハウスはランキングの順位だけで選べる?
いいえ、順位だけで決めるのは避けたほうが無難です。ランキングや人気の順位は、自分の家の仕様や担当者と合意した内容、保証の条件までは示してくれません。
日本ハウスHDでは新築の全棟に住宅性能認定証を発行し、気密検査の結果も記載すると案内しているため、この書類で自分の家の中身を見るほうが判断に役立ちます。順位は候補を広げるきっかけにとどめ、最後は図面と見積もりで比べるのが確かです。
日本ハウスの外観は和風しか選べない?
和風だけではありません。ただ、公式サイトに掲載されている例の仕様がすべて標準で選べるとは限りません。気に入った外観の写真を担当者に見せ、見積もりに含まれる仕様かどうかを聞いておきたいところです。公式サイトの外観・インテリア集のページでは「外観・和風」と「外観・洋風」が分けて紹介されており、洋風の外観の例も載っています。
日本ハウスの制震パネルは標準装備?
標準装備ではありません。制震パネルは、中央部のダンパーと粘弾性体が変形して地震のエネルギーを吸収するパネルです。
制震パネルを加えるかどうかは、地震への備えをどこまで厚くしたいかという好みの問題でもあります。公式の耐震構造の説明では制震パネルはオプションと表記されています。
まとめ
日本ハウスHDは、檜の柱を生かした地震に強い構造と、全棟で行う気密検査や自社発行の認定証、引き渡し後の感謝訪問を公式に示しています。
ネット上の不満は、説明や連絡、間取りの伝わり方、追加費用、施工の仕上がり、入居後の対応に向いていましたが、担当者の連携や暮らし始めてからの連絡を評価する声もあります。
檜の木造と地震への備え、書類で性能を見られる点を重視し、引き渡し後も点検を受けながら長く住みたい方に向いた会社です。
反対に、指定された防蟻・防水の有償メンテナンスを希望しない方には、構造躯体への蟻害や木部腐れの保証条件が合いません。有償になる範囲と時期を契約前に聞けば、予算に組み込めるかを判断できます。
口コミや処分情報の有無だけで会社の良し悪しを決めず、契約する家の図面、仕様書、見積もり、保証解説書をそろえて読むところから始めてみてください。
そのうえで、条件を一つずつ納得しながら決めていきたい方にとって、日本ハウスHDは十分に検討する価値のあるハウスメーカーです。





